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欧米でAMD Ryzen 8000G APUが大幅値下げ: 希望小売価格から最大34%値下げ

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AMDのRyzen 8000G APUが、特定の小売店で最大34%値下げされるなど、世界中で大幅な値下げが行われている。

AMDのRyzen 8000G APU、Ryzen 9000「Zen 5」デスクトップCPUの発売を前に割引も実施

AMDのRyzen 8000G APUは今年初めに発売され、デスクトップAM5プラットフォームにZen 4とRDNA 3のコンボをもたらした。

Hawk Point APUは、標準からPROまで様々なSKUで発売されたが、数ヶ月の間に大幅な値下げが行われたようだ。

これは、Ryzen 9000「Zen 5」デスクトップCPUのリリースが控えているためか、レッドチームがこれらのAPUを元の希望小売価格よりも良い価格にして、AM5消費者がこのプラットフォームから最大の価値を得られるようにしたいだけなのかもしれない。

AMD Ryzen 8000G APUはすでに米国市場でかなり値下げされており、Ryzen 7 8700Gは270ドル、Ryzen 5 8600Gは152ドル、Ryzen 5 8500Gは140ドルとなっている。

欧州では、AMD Ryzen 7 8700Gが263.80ユーロ、Ryzen 5 8600Gが189.65ユーロ、Ryzen 5 8500Gが143.03ユーロで販売されている。EU市場では公式希望小売価格と比較して最大-28%、米国市場では最大-34%の値下げとなっている。

AMD Ryzen 8000G(B&H Photo US)の価格:

  • Ryzen 7 8700G – 270ドル(希望小売価格329.99ドル=52,208円)
  • Ryzen 5 8600G – 151.99ドル(希望小売価格229.99ドル=371,175円)
  • Ryzen 5 8500G – 139.99ドル(希望小売価格179.99ドル=29,093円)

AMD Ryzen 8000G(Newegg US)の価格:

  • Ryzen 7 8700G – 299.99ドル(希望小売価格329.99ドル=52,208円)
  • Ryzen 5 8600G – 199.99ドル(希望小売価格229.99ドル=371,175円)
  • Ryzen 5 8500G – 159.99ドル(希望小売価格179.99ドル=29,093円)

AMD Ryzen 8000G(Geizhals EU)の価格:

  • Ryzen 7 8700G – 263.80ユーロ(希望小売価格365ユーロ=63,386円)
  • Ryzen 5 8600G – 189.65ユーロ(希望小売価格255ユーロ=44,283円)
  • Ryzen 5 8500G – 143.03ユーロ(希望小売価格199ユーロ=34,558円)

AMD Ryzen 8000G(Microcenter)の価格:

  • Ryzen 7 8700G – 289.99ドル(希望小売価格329.99ドル=52,208円)
  • Ryzen 5 8600G – 189.99ドル(希望小売価格229.99ドル=371,175円)
  • Ryzen 5 8500G – 149.99ドル(希望小売価格179.99ドル=29,093円)

※ 日本円換算は7/3の為替レート

参考までに日本のamazonの価格です。

というわけで、今は日本のほうがお買い得になっているようです。

理由はやはり急速に円安が進行していることなのでしょう。

 

AMD Ryzen 7000およびRyzen 8000 CPUは、Ryzen 9000「Zen 5」デスクトップCPUが最終的に小売部門に投入されれば、今月末にはさらに大幅な値引きが見込まれる。

初期の小売価格と価格リストによると、Ryzen 9000 CPUは非常に魅力的で、特にハイエンドSKUでは、既存チップの価格をさらに下げるよう小売業者に圧力をかけることになるだろう。

ソース:wccftech – AMD Ryzen 8000G APUs See Massive Price Cuts: Up To 34% Drop Versus MSRP

 

 

 

 

解説:

Zen5発売前にAPUが値下がり

日本では円安の影響であまり関係がありませんが、海外でAPUが値下がりしているようです。

APUはノートPC向けが発売されてから1年ほど経ってから発売されるのが通例になっていましたが、APUが投げ売りされているのを見ると、「近々デスクトップ版のStrixPointが出るのかな?と考えてしまいます。

もし、Strixpointが発売されるならCopilot+に対応のSoCが初めてデスクトップに降りてくるわけで、なかなか興味深いです。

もし発売されるならば早くても半年以上先だと思いますが、APUの割引はユーザーとしては歓迎です。

このように考えてしまうほど、APUは値引き販売されなかったものなので、今回、Zen5の切り替えでAPUまで値引きを受けるのは珍しいのかなと思います。

世界的なインフレによる生活物資の高騰を受けて、嗜好品にかけられる金額も減っていると思いますが、世界的に見れば、ななかうれしい状況なのかもしれません。

私としてはどうせ買うならStrixPointのほうがいいかなあと考えてしまいます。

販売されるならば高くなると思いますが・・・・

 

 

 

 

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