Colorfulは、次世代NVIDIA RTX 5000 GPUに採用される予定のiGame LAB液冷ソリューションを発表した。
次世代NVIDIA RTX 500 iGame LAB GPUに採用されるColorfulの全く新しいシングルスロット液冷ソリューション
ColorfulのiGameおよびiGame LABグラフィックスカードは、NVIDIA GPUラインアップを中心に設計された最高のソリューションです。
GeForce RTX 4000 GPUで、我々はいくつかの見事な新しいデザインを見たが、Colorfulは、早ければ2024年第4四半期に発売される予定のNVIDIA GeForce RTX 5000 「Blackwell 」ラインアップのために懸命に準備しているようだ。
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Computexのブースで、Colorfulは現在GeForce RTX 4090グラフィックスカードに採用されている全く新しいiGame LABデザインを展示した。
このグラフィックスカードは、液冷設計の一部として銅製マイクロフィンチャンネルを利用した銅製ブロックを搭載したアルミニウム製シャーシに収められている。
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シュラウドの前面には、クーラー内部を見ることができるシースルーミラーが採用されており、Colorful iGame LABは、ハイエンド愛好家向けのカスタムループ型液冷設計となっている。
Computex 2024で展示されたプロトタイプは、GeForce RTX 4090 GPUを使用し、デュアルスロットデザインだったが、このデザインは、上記の通り、次世代グラフィックスカードのラインアップのための概念実証に過ぎない。
最終版のColorful iGame LABグラフィックス・カードは、シングル・スロット・デザインを採用し、背面にはアルミニウム製バックプレートに刻まれた巨大な「LAB」ロゴが残る。
どのグラフィックスカードに使用されるかについては、現在RTX 4090を中心に設計されているが、GeForce RTX 5000ラインナップの次世代フラッグシップに対応するため、GPUとVRAMのベースプレート全体が再設計されると聞いている。
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このカードはまた、ミラー周りにクールなタッチを与える埋め込みARGB LEDを使用していますが、RTX 4090カード周辺で展示されているこれらの新しいデザインのいくつかは、次世代RTX 5090用に作られているようです。
解説:
RTX5090用の水冷ソリューション
Colorfullからのもののようですね。
RTX5090は2スロット、デュアルファンの冷却ソリューションが搭載されるなどと言われていますが、TDPが450Wならそれはおそらく簡易水冷搭載ということなのだと思います。
半導体製品は製造プロセスと設計の進歩によってワット当たりの性能を2倍にできますが、冷却ソリューションは搭載スペース当たりの性能を2倍にするのはよほど画期的な大発見でもない限り不可能でしょう。
搭載スペースを小さくするということであれば、簡易水冷にでもするくらいしかないのではないかと思います。
この製品を見ると、ワンスロットに見えますね。
DIY水冷用のように見えます。
いずれにしても取り付けスペースを削減するのではなく、液冷にして吸熱と放熱のスペースを分けるということなのだと思います。
わたくしはメンテナンス性がかなり落ちるのでGPUの水冷化には消極的です。