Intel初のTwin Lake CPU「N250」が目撃され、低消費電力パッケージに4スレッドのEコア4基のみを搭載している。
Intelの次の省電力CPUファミリーはTwin Lakeになる、HTを除いた4つのGracemont Eコア搭載のN250
IntelのPentiumとCeleronのCPUラインアップは、かつて低消費電力市場で十分な役割を果たしていたが、チーム・ブルーは最終的にそれらを廃止し、ノートPCやミニPCに大量採用されたIntel N100を筆頭とするAlder-Lake Nシリーズを導入することを決定した。
InstLaX64が行ったデータマイニングで明らかになったところによると、Intelは次世代に進むために、ラインナップを一新することを決定したようで、12Wの壁以下の新しい電力効率に優れたCPUが「Twin Lake」ファミリーとしてリリースされる。
https://twitter.com/InstLatX64/status/1790299969871548447?ref_src=twsrc%5Etfw
今回発表された情報によると、Twin Lakeシリーズに投入されるCPUのひとつは、Intel N250と呼ばれるものだという。
このCPUは、旧世代のIntel N100と同様に、4コア4スレッド構成になると予想されている。このプロセッサのベースクロックは1.2GHzで、ハイパースレッディングはサポートされない。
Twin Lakeのラインナップには、オリジナルのAlder-Lakeシリーズが搭載していたものと同様のGracemont Eコアが搭載されると言われているからだ。
また、N250はAlder Lake-NチップであるN200よりも200MHzクロックアップしている。
https://twitter.com/InstLatX64/status/1791058277607870752?ref_src=twsrc%5Etfw
Intelは、目に見える世代交代をすることなく、電力効率に優れたソリューションを提供するつもりであるため、Twin Lakeシリーズに対するIntelのアプローチはまだ明確ではない。
我々は、Twin Lake CPUがいつ市場に投入されるのか把握していないが、もし投入されれば、ミニPC業界や低消費電力ノートPCからも大きな関心を集めることになるだろう。
解説:
AlderLake N100はとても優れた製品だったと思います。
使い物にならなかったAtomを一気に低価格・省電力PCの主役にしてしまいした。
ここ数年での一番コスパがよかった製品はN100ではないかと思います。
そのN100の後継はN250で4C4Tで200MHzほどクロックが上がるだけになるようです。
ぶっちゃけた話、これでGen3のPCIe x8でも出ていたらエントリー向けのゲーミングPCとして十分な性能を発揮できるのではないかと思います。
さすがにそれは上位のモデルの売り上げに影響が出るのでIntelもやらないようですが、AlderLake-Nが非常に優れたシステムであることは確かでしょう。
わたくしはN100に関してはあまりにも性能が上がりすぎたのではないかと思っていたので、あと1世代はリフレッシュでも問題ないと思っています。