自作PCユーザーがゲーム用PCの解説をします

自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド

NVIDIAのAIサーバー「Blackwell DGX GB200」が2024年後半までに量産開始、巨額の売上を創出へ

投稿日:

NVIDIAは、待望のBlackwell DGX GB200 AIサーバーの最初のバッチを2025年までに市場に投入し、業界の次のゴールドラッシュを開始する見込みだ。

NVIDIA Blackwell「DGX GB200」AIサーバーは、企業やサプライヤーが多大な利益を得るための次の「ゴールドラッシュ」を意味する。

NVIDIA Blackwellベースの「DGX GB200」AIサーバーは、市場における次のゴールドラッシュへの道を開くと期待されているが、その代わりに、この誇大宣伝は、NVIDIAが利益を得るためだけのものであろう。

DGX GB200 AIサーバーは、アーキテクチャの大幅な進化と膨大な効率性により、Hopperのラインナップが目撃したものと比較して、はるかに大きな採用率を見るかもしれない。

現在、NVIDIAはGB200サーバーを2024年下半期までに量産する見込みで、それによって2025年までになんと40,000台が市場に出回ると報告されている。

Taiwan Economic Dailyは、NVIDIAがBlackwell DGX GB200 AIサーバーの供給を3つの異なるセグメントに分ける計画であることを明らかにした。

このうち最上位はNVL72で、NVIDIAのAI GPU「Blackwell B200」を72基搭載し、Grace Hopperチップも搭載するという。

DGX NVL72キャビネットの単体価格は約300万ドルとされており、NVIDIAが1万ユニットを販売することを考えると、同社はNVL72だけで300億ドルを計上する見込みだ。

FoxconnとQuantaは、供給の大部分を担うと予想される2つのビッグネームであり、それに伴い、Foxconnはサーバー収益の大幅な好転を見込んでおり、2025年までに1兆元、300億ドルに達すると伝えられている。

これは、AI市場の将来において収益源がいかに大きなものになると予想されるかを示しており、Blackwell製品が前身と同様の反応を示すことを考えると、NVIDIAの爆発的な財務的成長を、それに連なるすべてのサプライヤーとともに、誰も止めることはできないだろう。

これは始まりに過ぎず、AI演算性能の需要が高まるにつれて、データセンター市場も並行して拡大していくだろう。

ソース:wccftech – NVIDIA’s Blackwell DGX GB200 AI Servers To Enter Mass-Production By H2 2024, Generating Massive Revenue Figures

 

 

 

 

解説:

H200が出荷されて間もないですが、DGX GB200が今年後半に量産開始か?

2023年は180万台と言われていたGPU出荷台数ですが、GB200の量産開始により、2024年は400万台出荷する見込みといわれています。

ゲーム用と違ってサーバー用のGPUは金額が大きい分調達計画も比較的長期にわたり、すでに見込みの分は受注を受けている可能性もありますね。

昨年は比較的デリバリーまでの時間が長かったので、納品されるときにはすでに新しいGPUが出ているということも十分あり得る話です。

特にAI/MLアクセラレーターは今年はBlackwellですが、来年にはまた新しいモデルも出ますし、AMDもMI400シリーズを発売するなどと言われています。

IntelもGaudiシリーズで対応しています。

各社とも急増する需要にこたえる形で製品サイクルを短くして競争力を高めています。

かなりの活況を呈していて、ゲーム用のGPUと比較すると羨ましい限りですね。

巨大な札束が飛び交う想像を超えた世界です。

そのおこぼれにはゲーム用GPUにも預からせていただきたいところ。

 

 

 

  • B!