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マイクロソフト、28年間の役割を終えたワードパッドを削除 – Windows 95から続いた歴史に幕

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マイクロソフトは現在、リッチテキスト文書の編集にMS Wordを推奨している。

発表から数ヶ月後、マイクロソフトはついにWordPadを削除した新しいWindows 11 Canary Buildをリリースした。

マイクロソフトはWordPadを「Deprecated Feature(非推奨機能)」と説明し、もはや開発中ではないことを示した。

Windows 11 Canary BuildはWindows Insidersのみがダウンロード可能だが、大衆を対象とした今後の変更が反映されている。

マイクロソフトはワードパッドを削除した理由を説明している。

「このビルドから、OSをクリーンインストールしてもWordPadとPeopleアプリはインストールされなくなります。

将来のフライトでは、WordPadはアップグレードで削除される予定です。

WordPadは再インストールできません。

WordPadは非推奨のWindows機能です。」

WordPadは長年、OSに付属する無料のワープロソフトとして、Windows 95の時代から愛用されてきた。

また、簡単なリッチテキスト文書を作成したり編集したりするのにも、多くの人に好まれている。

しかし、その代わりに別のワープロが推奨されている。

「.docや.rtfのようなリッチテキスト文書にはMicrosoft Wordを、.txtのようなプレーンテキスト文書にはWindows Notepadをお勧めします。」

Windows 11 Insider Preview Build 26020ではCortanaも削除されるが、これはマイクロソフトがCo-Pilot AIを単なるアシスタント以上の存在に押し上げようとしているためで、キーボードメーカーにとってはCo-Pilotキーが必須となり、このキーは復活した周辺機器のラインナップに含まれることになる。

Windows 11 Insider Preview Build 26マイクロソフトはUターンするのか?

5年前、マイクロソフトはWindows Paintの削除を計画し、Windows 10 Fall Creator UpdateがWindows Paintなしの最初のリリースとなった。

しかし、マイクロソフトは人気の需要に応え、ピクセルペイントアプリをMicrosoft Store経由でインストール可能なオプションとした。

結局、MSペイントはWindows 11で大幅に再開発された。

もしかしたら、需要があれば、マイクロソフトはワードパッドと同じことをするかもしれない。

せいぜい、マイクロソフトがワードパッドをアプリストア経由でインストールできるようにするくらいだろう。

代替ソフトはたくさんあるが、WordPadはデフォルトで入っており、NotePadよりも多くのワープロ機能を持っていた。

WordPadについては多くのユーザーがさまざまな意見を持っているが、多くのライターがこのツールを使っていることは言うまでもない。

私は文章を書くようになってからずっとWordPadを使っているが、それは単に、ワープロに必要な基本的な機能をすべて備えていて、起動がはるかに速いからである。

Microsoft OfficeのWordやLibreOffice Writerを検討するのはあまり気が進まないかもしれないが、時が経てば人は他のツールに順応するものだ。

さらに、MS Wordは有料の商用ソフトウェアで、1回限りの料金かサブスクリプションが必要だ。

メモ帳++のようなツールもあるが、ワードパッドが一部の人に評価されたのは、OSのインストールに含まれていて、起動が早かったからだ。

したがって、WordPadは多くの人々にとって特別な存在であり、マイクロソフトが考えを変えるか、このアプリを復活させる日が来るかもしれない。

ソース:Tom’s Hardware – Microsoft axes WordPad after 28 years of duty – Windows 95 stalwart has been removed from the new Windows 11 Canary Build

 

 

 

 

解説:

Wordpadが28年の歴史に幕

日本人では使ったことがある人はほとんどいないと思います。

ワープロとしてはメモ帳に毛が生えたほどの機能しかありませんし、英語のワープロと日本語のワープロに期待される機能が大きく異なるため、英語圏と比べるとWordpadをあえて使おうという人は少なかったのではないでしょうか。

英語圏では軽量ワープロとして、それなりに便利に使っている人が多いような印象を元記事からはうかがえます。

日本ではさすがにWordpadをワープロとして使おうなどという勇者はあまり存在していなかったのではないでしょうか。

WordPressの編集機能とほとんど大差ない程度の機能しかありませんからね。

現在ではお金を払えば廉価版の互換オフィスがいくらでもありますので、需要という点でも微妙だったのではないかと思います。

そういえば昔、表計算やワープロが一緒になったMicrosoft Woksという統合ソフトがオフィスとは別にありましたが、そちらもいつの間にかなくなってしまいました。

時代の流れですが、Windows95に付属していたのでそこから数えると28年という、大して使われなかった割には歴史の長いソフトということができると思います。

わたくしは緊急避難的に何度か使用したことがあります。

 

 

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