本当にRTX 3040であるべきだ。
RTX 3050 6GBの明らかな仕様がVideocardzによって発表され、もしそれが本当なら、RTX 3050 6GBは、VRAMの少ない3050 8GB以上のものだ。
以前は、3050 6GBはメモリが少なくなり、メモリ帯域幅が遅くなるだけだと考えられていたが、Videocardzは、ほとんどすべての面で大幅に削減されていると主張している。
つまり、我々の「ゲーム用ベストGPU」リストには入らないということだ。
以前の3050 6GBの噂では、VRAM容量と帯域幅だけが変更されると示唆されていた。
VRAMの量を8GBから6GBに減らすことは、3050に存在する128ビット幅のメモリバスのうち32ビットを休止させることを意味し、その結果、帯域幅が減少する。
RTX 3050 6GB 仕様
RTX 3050 6GB* | RTX 3050 8GB | |
SM数 | 18 | 20 |
CUDAコア数 | 2,304 | 2,560 |
ベースクロック | 1,042MHz | 1,552MHz |
ブーストクロック | 1,470MHz | 1,777MHz |
メモリ容量 | 6GB | 8GB |
メモリバス幅 | 96-bit | 128-bit |
メモリ帯域幅 | 168GBs/s | 224GB/s |
TDP | 70W | 130W |
しかし、RTX 3050 6GBはメモリだけでなく、パフォーマンスに関連するあらゆる仕様が削減されているようだ。
メモリ容量と帯域幅を下げても、ゲームによっては性能への影響は限定的かもしれないが、コア数と周波数の削減はさらに影響が大きい。
大雑把な計算では、RTX 3050 6GBの性能は、もちろんゲームにもよるが、8GBの対応製品の約75%しかない可能性がある。
RTX 3050 8GBはすでにやや遅いカードで、我々のレビューではRX 6500 XTとRX 6600の間に位置していた。
この性能をさらに下げれば、3050 6GBは6500 XTに匹敵する性能になる可能性が高い。
もちろん、3050 6GBは6500 XTに対して2つの特筆すべき利点がある。
6500 XTの4GBに対して3050 6GBは6GBであり、16レーンPCIeスロットで75ワットを供給できるため、3050 6GBの低TDPは電源コネクタを必要としないことを意味する。
パッシブ冷却の3050 6GBが少なくとも1枚は用意される予定で、静かなゲーミングPCを望むユーザーにとっては確かに良いことだ。
NvidiaのGPUでは、VRAM容量の低下がコア数の低下に結びつくことがよくあるが(GTX 1060 3GBやRTX 3080 10GBなど)、このようなことが起きたのはRTX 4080 12GBの時だけだ。
このGPUは、NvidiaがRTX 4070 Tiにリブランディングし、それに応じて価格を下げたため、もう存在しない。
Videocardzによれば、RTX 3050 6GBは2月にリリースされる予定で、これは以前の噂と一致している。
RTX 4000 Superシリーズの発売スケジュールと重なるため、少なくとも1月には発売されないことは確実だ。
解説:
RTX3050 6GBの仕様
チップはカットダウンされ、メモリバス幅が削られる仕様に、RTX3040などと揶揄されています。
nVIDIAの方針は徹底しており、お金を払わないものには性能はやらないという強い意志が見えますね。
さらにローエンドとミドルローは一世代前のモデルであるRTX3060とRTX3050でRTX3050はわざわざモンキーモデルにするのですから徹底的といってもよいのではないでしょうか。
RTX3060 12GBが日本のamazonで最安39,800円なので、RTX3050は24,800~29,800円くらいになるのかなと思います。
元記事にもある通り、RX6500XTとちょうどバッティングする感じでしょう。
これでGTXはすべてなくなり、ローエンドまでRTXになるわけですが、やはり世知辛いというイメージは拭えません。
Pascal世代だと、ワットパフォーマンスとコストパフォーマンスで「これを一番売りたい」というモデルが設定されていたものですが、今はそういうのは一切ありません。
最上位のRTX4090以外は1CUDA当たりの価格がおおよそ決定されており、それに沿って価格が決められている節があります。
ここまでするかなあ(苦笑。
わたくしはGTX1630はGT1030の後継で残るのかなと思っていたのですが、どうもaamzonの在庫を見ると完全にRTXに切り替わってしまうようです。