インテルCore i9-14900KSとされる写真に発売間近の期待が高まる – しかし画像には矛盾がある

画像に矛盾がある

インテルCore i9-14900KSプロセッサーの写真とされるものが、TwitterベースのハードウェアハウンドHXLによって共有された。

今回の情報源は、中国のソーシャルメディア・プラットフォームQQで発見されたこの画像の信憑性に自分の評判を賭けたくないようで、”偽物かどうかはわからない “と認めている。

Core i9-14900KSとされるチップのクローズアップが非常に鮮明であったため、私たちはすぐに、デジタル手品、悪ふざけ、謀略の兆候を探すために近づいてみた。

文字の形、カーニング、ベースラインなど、タイポグラフィに集中して見てみると、統合型ヒートスプレッダ（IHS）のエッチングにはあまり納得がいかない。

Core i9-14900KSとされるチップのテキストを最初に比較したところ、我々が見たCore i9-14900Kとi9-13900KSチップの両方と矛盾していることがわかった。

我々は以前にリリースされたチップのレビューサンプルのトップダウン画像を使用したが、リーク画像との違いはいくつかの文字に存在した。

使用した画像倍率では、ある程度のピクセル化はあったが。最後に、これらの違いは、インテルがチップを彫刻するために使用するかもしれないどのような生産施設であっても、今、単に異なるものを印刷しているかもしれないので、「決定的な証拠」であると主張することはできません…

もし本物なら、これがCore i9-14900KSチップの最初のショットかもしれないが、インテルがCore i9-13900KSの後続機を準備していることを示す証拠が以前にもある。

11月、イスラエルの家電量販店が、Core i9-14900KSプロセッサーで構成されたとされる複数の組み立て済みPCシステムをリストアップしているのを見た。

6.2GHzという高速なブーストクロックも記載されていたため、単純なタイプミスではなさそうだ。

このリーク写真が本物かどうか、もう1つ考慮すべきことは、インテルはCES 2023で、6.0GHzの13900KSで注目を集めながら、K以外のRaptor LakeデスクトップCPUを発表したことだ。

もしインテルが今年、K無し Raptor Lake RefreshデスクトップCPUと6.2GHzの14900KSで同じトリックを行ったとすれば、インテルは簡単に同じことを繰り返すことになるかもしれない。

もしこれが本当にCES 2024のイベントのために準備されているのであれば、発売の有無、正式なスペック、価格を知るために長く待つ必要はないだろう。

解説：

SNSで14900KSのものとされる画像が出回っているようです。

しかし、この画像を拡大して検証したところ、フォトレタッチで加工したのではないかと疑われてるようですね。

個人的には14900KSは発売される可能性が高いと思います。

わたくしはXや当サイトでも繰り返し発言しているように、個人的にもうCPUに電力(≒熱)をつぎ込む時代は終わったと思っています。

CPUにつぎ込むならGPUにつぎ込むか電源をワンサイズ落としたほうが良いと思っています。

ですから、無理に無理を重ねてファクトリーOCしている14900KS(というかKSモデル全般)にあまり魅力を感じていません。

14900K/KFで十分というかオーバースペックで、14900無印で十分ではないかなあと感じています。

CPUもGPUもこんなに爆熱になっていなければなんとも思いませんが、最近はCPUもGPUもあまりにも爆熱になりすぎていますので、資金や消費電力はどっちかというとGPUに振ったほうが幸せになれると思います。