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Nvidia Blackwell GB202 GPUは384ビットGDDR7を搭載との噂

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Nvidiaのフラッグシップモデルに512ビットのメモリインターフェイスはない。

著名なハードウェアリーカーである@kopite7kimi氏は、Blackwellアーキテクチャに基づくNvidiaの次世代フラッグシップ・グラフィックス・プロセッシング・ユニットが512ビットのメモリ・インターフェースを搭載するという自身の予測を訂正した。

そうではありません。現在GB202として知られているNvidiaのGPUは、384ビットのメモリバスを引き続き使用するが、GDDR7タイプのメモリを採用するようだ。

NvidiaのGB202 GPUは、AD102 GPUに搭載されているCUDAコア数(18,432 CUDAコア)より33%多い、最大24,576 CUDAコアを搭載すると予測されている。

噂によると、同社はTSMCの3nmクラスの製造プロセスの1つを使用して、Blackwellアーキテクチャに基づくGPUを製造するとのことだが、NvidiaとTSMCがTSMCの3nmクラスのノードをGPU用にカスタマイズするのか、それともデフォルトにこだわるのかはまだわからない。

「畜生、我々は[GeForce] RTX 5090/5080の評価を調整しなければならない」とkopite7kimi氏はX(旧Twitter)への投稿で書いている。

“私はおそらく経験的なミスを犯したと思う “とkopite7kimi氏は別の投稿で述べている。”エイダ・ラブレスのL2[キャッシュ]と[メモリ・コントローラ]の比率を誤ってBlackwellに適用してしまい、[GB202の512ビット・メモリ・インターフェースに関して誤った仮定を導いてしまった]”。

GB202グラフィックスプロセッシングユニットのメモリインターフェイスが384-bitであることを意味しているのかという質問に対して、GB202はGDDR7を採用することを明らかにした。

512ビットバスは、Nvidiaが次世代フラッグシップグラフィックスカード(おそらくNvidia GeForce RTX 5090と命名される)で利用可能な帯域幅を大幅に増加させることを可能にする一方で、384ビットインターフェース上でGDDR7を使用することは、具体的な利点も提供する。

GPC GPC 毎の
TPC数
TPC 毎の
SM数
SM毎の
CUDAコア数
CUDAコア数
GA100 8 8 2 64 8,192
GA102 7 6 2 128 10,752
GH100 8 9 2 128 18,432
AD102 12 6 2 128 18,432
GB100 8 10 2 128 20,480
GB202 12 8 2 128 24,576

NvidiaがMicronの32GT/秒の16Gb ICを使用する場合、RTX 5090のメモリ帯域幅は1.536TB/秒となり、現在入手可能な最高のグラフィックカードであるRTX 4090の1.008TB/秒を上回ることになる。

しかし、16ギガバイトのICでは、Nvidiaはプレミアム・コンシューマー・ボードで24ギガバイトのメモリにこだわらなければならない。

ソース:Tom’s Hardware – Nvidia Blackwell GB202 GPU Rumored to Feature 384-bit GDDR7

 

 

 

 

解説:

RTX5090は512bitメモリバスではなく、384bit

残念なお知らせ。

RTX5090は512bitメモリバスが採用され搭載メモリ32GBと言われていましたが、残念ながら384bit=24GBにとどまるようです。

これはRTX4090と同じメモリ容量と言うことになります。

ただし、メモリはGDDR7が使われ、約1.5TB/sのメモリ帯域幅になるようです。

CUDAコア数もRTX4090の18,432から24,576とTSMC3nmを使う割にはあまり大きくは増えないようです。

 

対するAMDやIntelは・・・

正直Battlemageについてあまり情報が出てきていないこと、Intelの製品は未だ完成度を高めるフェーズあることから、市場に存在感を示せていませんでした。

一方でAMDはNavi41/42がキャンセルされるのではないかと言う不吉な噂があって、Geforceはライバル不在の状態であり、次世代は今まで以上にGeforce無双になってしまう可能性が高く、いくらの価格を付けても仕様がショボくてもnVIDIAにとっては痛くもかゆくもない状態です。

AMDが仮にNavi43しか出せないならば、往年の「Radeon R9 295X2」のようにNavi43を2つ搭載してメモリを大盛にすればよいのではないかと思います。

かなりヤケクソなブランですが、何もしないよりははるかにマシでしょう。

珍品として一定の人気が出るかもしれません。(苦笑

これでも性能で勝てるとは全く思えませんが、性能で勝てない分、メモリは32GBか48GBの大盛にすればよいのではないでしょうか?

64GBでも面白いですね。

もう完全にイロモノですが、もしNavi41/42がキャンセルされて性能では逆立ちしても勝てないならば、RDNA4は傾いて傾いて傾きまくるのも一つの考え方だと思います。

まあ、なんにしても次世代はnVIDIA無双確定ですね。

 

 

 

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