数字が出た。
2023年10月のSteamアンケートが発表され、Windows 10オペレーティングシステムの回復力など、注目すべき興味深い変化がいくつか示された。
これらの調査には1ヶ月の間隔があるにもかかわらず、いくつかの変化はかなり大きい。
例えば、簡体字中国語ユーザーは約13.71%増加し、ユーザーの45.9%を占めている。ロシア語は7.29%で3位だ。
ソフトウェアとハードウェアの動向も興味深い。
Windows 10 64ビットはまだ「キング・オブ・ヒル」である
Windows 10の64ビットが依然として多くのユーザーに選ばれているのは当然だが、Windows 11では7.27%減少している一方で、ユーザーベースが7.53%増加しているのは興味深い。
これには当然、新規ユーザーや1ヶ月以内にOSを切り替えたユーザーも含まれる。
ウィンドウズ10は8年前のOSで、Steamのソフトウェアとハードウェアの調査では最も古く現役で支配的なOSである。
最初にリリースされたのは2015年7月で、後継は2021年に登場した。
ソース:Tom’s Hardware – Steam October 2023 Survey Shows Windows 10 Holding Strong
解説:
Windows10がSteam使用率で何故か伸びる
Steam使用率は母数の連続性が保証されているわけではないのであくまでも参考程度になりますが、ここにきてWindows10の仕様率が伸びているというのは何かあったのでしょうか。
23H2ではCPUのチェックが入ったようですが、そこが関係しているのでしょうか。
Windows11は第8世代Core以降、Ryzen2000以降
自作だと第7世代Coreは4C/8T時代のKabyLakeなのでさすがにゲーミングPCでは限界だと思います。
AMDのRyzen1000シリーズはまだ現役でも行けそうなのでこちらは何とかしてほしかったところですね。
ただ、ソケットAM4のCPUは4C/8Tだと既に8000円以下で手に入りますので、Ryzen1000シリーズの対応に労力を使うより、CPUだけ買い替えてしまった方が早いと思います。
Windows10が生き残っているうちにさっさとメルカリやヤフオクで売ってしまった方がよいでしょう。
あと2年しか猶予がありません。
SteamだけならSteamOSと言う手もあるが・・・
Linuxの一般消費者向けの普及率は非常に低いので積極的にお勧めできるレベルではありませんが、Steamでゲームをすることだけを考えるなら、LinuxやSteamOSを使うという選択肢もあることは忘れないでください。
全てのゲームが動くわけではありませんが、かなりのゲームが動作しますので、OSが変わっても構わないという方は一度インストールしてみると良いと思います。
まあ、こうは言っても実際にチャレンジしてみる人は少数派だと思います。
Windowsの2025年問題
市場には第7Core以前のPCが大量に出回っています。
特にノートPCは多いと思います。
これらの大量のPCのWindowsサポートが一斉になくなることをWindowsの2025年問題と私は勝手に名付けています。
これらのPCは廃棄されるのか?LinuxがインストールされてOSの使用率に変化が現れるのか?
どうなるのかは注目しています。
中古のノートPCにはほぼ100%BIOSにWindowsのライセンス情報が書き込まれており、実質OS込みで使うことが出来るため安価なPCとして非常に重宝されています。
この最強コスパの大量の中古PCがどこに向かうのかは潜在的に非常に大きな影響を与える要素だと思います。
既に一般向けのITデバイスとしてはWindowsよりAndroidやiOSの方が主流となっており、今更マイクロソフトが過去のPCをサポート対象にするとは思えません。
そのため、この行き場のなくなったPCがどうなるのかで数字に影響が出てくるかもしれません。