Arctic社製LGA1700クーラーは、インテルの次世代デスクトップ・プラットフォームと互換性があることを確認。
インテルは来年のデスクトップCoreシリーズ計画を公式には明らかにしていないかもしれないが、冷却メーカーが現時点で隠すことは何もないのは明らかだ。
Noctua、Azza、そしてソケットの設計そのものといった企業からのいくつかのリークは、サイズと現在のデスクトップ・ソケット(LGA1700)との互換性の可能性という点で、LGA1700との顕著な類似性を確証している。
アークテリクスは現在、同社のすべてのLGA1700クーラーがすでに新しいソケットに適合していると断言している。
さらに、同社は近日発売されるCPUにArrow Lakeの名称が付けられることを確認し、Meteor Lake-Sの噂は一掃された。Arctic社は、新ソケットの正確な発売日については明言していないが、Arrow Lakeは来年発売される予定であると言及している。
https://twitter.com/ARCTIChannel/status/1717523117474562305?ref_src=twsrc%5Etfw
間違いなく、インテルLGA-1851プラットフォームが冷却とメモリのアップグレードを必要としないことは注目に値する。
どちらのプラットフォームも、同じソケット設計とメモリ技術を利用している。
インテルのCore Ultra 200デスクトップCPU(新しいデスクトップシリーズの名称である可能性が高い)に移行する場合、新しいCPUとマザーボードを購入する必要がある。
ソース:Videocardz.com – All ARCTIC LGA1700 coolers are compatible with Intel next-gen Arrow Lake CPUs
解説:
ArrowlakeはLGA1700のクーラーと互換性有り。
これはうれしい情報ですね。
LGA1700はLGA1200のクーラーは使えませんでした。
3rdパーティー製品は互換性を維持するマウンタがのちに発売されましたが、互換性はありませんでした。
LGA1851ではそのようなことは無いようです。
もちろんですが、ソケットが変更になりますので、新しいマザーボードを買う必要があり、CPUクーラーは流用できたとしても昨今の狂ったようなマザーボードの価格を考えるとZ890の購入にスンナリ踏み込める人は少数派でしょう。
日本ではB860が主流なマザーになってしまうかもしれません。
もうなっているのかもしれませんが・・・。
一応、LGA1700では値上がり前のB660と言う逃げ道が残されていましたが、総てが新製品と言うLGA1851では最初から高値の製品を買うしかありません。
私はAsrockのZ690M-ITX/axを28,000円ちょっとで購入しましたが、今は同程度の製品を45,000円でしか購入できません。
BIOSTARのB760のMini-ITXは25,000円程度となっています。
かなり割高になっているというのがわかるのではないでしょうか。
昨今のマザーボード高は異常で、これが自作PCの一番の脅威と言ってもよいと思います。
もちろんお断りしておきますが、AMDマザーボードもこの影響を受けています。
クーラーは使えても予算が限られている人はZX90をあきらめざるを得ないという人もいるのではないかと思います。
なかなか自作受難時代がやってきていると言えると思います。