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AMD Ryzen 8000 “Hawk Point “が次期Minisforum 2-in-1タブレットに搭載されることが正式に発表された。

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ミニフォーラムがAMD Hawk Point搭載製品を初発表

AMDは来年初めにRyzen 8000シリーズを発表するようだ。

Minisforum V3として知られる次期2-in-1タブレット/ノートPCハイブリッドは、AMD Hawk Pointプロセッサーを搭載し、TDPは22~28Wに設定される予定である。

この新型タブレットは、DDR5規格に準拠した6400MT/秒のメモリを搭載する見込みだ。

同社が提供した仕様リストには詳細がいくつか欠けているが、このデバイスが14インチの筐体に収められることは確認されている。

注目すべきは、このシステムが165Hzのリフレッシュレートを持つQHD+スクリーンを誇ることだ。

オーディオ面では、クアッドスピーカーのセットアップ、2MPフロントカメラ、5MPリアカメラを搭載する。

さらに、50Whのバッテリーを搭載し、指紋認証とカメラによるWindows Hello認証をサポートする。

仕様

Minisforum V3 AMD AI 2in1タブレット

プロセッサ AMD Hawk Point 22-28W
ストレージ 6400MHz
ポート USB4 x2
3.5mm Audio Jack x1
SD UHS-II x1
Type-C x1 DP入力のみ
コネクティビティ Wi-Fi 6E & BT 5.2
指紋認証 電源ボタン
ディスプレイ 14’ QHD+ 165hz
スピーカー 高音用 x2
低音用 x2
カメラ 前面200万画素, Windows Hello
背面500万画素
バッテリー ≥ 50Wh
セキュリティ 指紋認証 & Windows Hello
タッチペン MPP2.0 4096 Pressure Level

Hawk Pointシリーズ自体については、Zen4 CPUアーキテクチャとRDNA3グラフィックスを搭載すると予想されている。

基本的に、Hawk PointシリーズはPhoenixシリーズのリブランディングと思われる。

このタブレットのCPUオプションは、おそらくTDP28~54Wの範囲内に収まるだろうが、この特定のタブレットはその下限に設定されているようだ。

Minisforumはこの新デバイスの発売日を公式には発表していないが、すべての推測では、来年発表されるRyzen 8000シリーズの一部として発表されるようだ。

通常、メーカーがまだ正式に発表していない製品について確認することは控えられており、”次世代アーキテクチャ “といった一般的な表現が用いられている。

しかし今回の場合、問題のアーキテクチャはまったく新しいものではない。

噂されるAMD Ryzen 8000シリーズの仕様

Hawk Point Strix Point Fire Range Strix Halo/Sarlak Granite Ridge
ターゲット Mainstream APU Premium APU High-end APU Ultimate APU Desktop CPU
タイプ モノリシック モノリシック マルチ・
チップレット
マルチ・
チップレット
マルチ・
チップレット
Ryzenシリーズ Ryzen 8040 Ryzen 8050 Ryzen 8055 不明 Ryzen 8000
CPUコア数 Zen4 ×8
12C (Zen5×4
+ Zen5c×8)
Zen5 ×16 Zen5 ×16 Zen5 ×16
GPUコア数 12CU RDNA3 16CU RDNA3.5 不明 40CU RDNA3.5 不明
Ryzen AI
コア
~10 TOPS ~20 TOPS 不明 ~40 TOPS 不明
デフォルト
TDP
~28-54W ~28-54W ~55-75W ~55-120W ~65-170W

ソース:Videocardz.com – AMD Ryzen 8000 “Hawk Point” officially in upcoming Minisforum 2-in-1 tablet

 

 

 

 

 

解説:

久しぶりにZen5の情報が入ってきました。

時期的に考えるとCES(1月)で発表されて、OEMからモバイルで採用製品が販売と言う流れになるのでそろそろAPUのベンチマークが登場してもおかしくない頃だと思います。

日本だと4月から新学期ですが、欧米では9月が新学期なので、年の前半は年末商戦に向けた準備と言う意味合いが強いですが、もちろん全く新製品が出ないというわけではありません。

日本のように新入社員、新大学生応援セールのようなものは無いということです。

ちなみに9月が新学期なのは農家の繁忙期に配慮したためと言われています。

事前の情報通り、APUのコア数が最大12に増やされてハイブリッド化されているのが目につきます。

一方でデスクトップ向けのRyzenのコア数は16のままにとどまっています。

MCMではハイブリッド構成をとるのは不可能であるか難しいということのようですね。

また、RDNA3.5、AMD版ハイブリッドなど最新の技術が投入されているのはStrixPointのみとなっています。

GPUのコア数は

HawkPointが768SP(1536演算器)

StrixPointが1024SP(2048演算器)

StrixHaloが2560SP(5120演算器)

となります。

RX7600無印が2048SP(4096演算器)なのでStrixHaloはRX7600無印と同等以上の性能になるということになります。

ラインナップは全体的にAPUの躍進が目立ち、デスクトップ向けは非常に保守的となっています。

デスクトップ向けのGraniteRidgeとFireRangeはそれぞれデスクトップ向けRyzen7000シリーズとモバイル向けDragonRangeの後継製品ですが、RyzenAIコアは搭載されるかどうかは不明となっており、最悪搭載されないのかなとも思います。

もし仮にIOダイが7000シリーズと共通なのであればGPUコアはRDNA2、RyzenAIコアは無しと言うことになります。

StrixHaloのIOダイは特別な巨大ものとなります。

このラインナップを見ると、やはり一番力が入っているのはどう見てもStrixHaloと言うことになります。

次世代のフラッグシップはRyzen 7 8950X3Dではなく、APUが担うのかもしれません。

それも、「初期の段階ではデスクトップに投入されない」などと言うこともあるかもしれません。

2024年中にはWindowsにもAI機能が取り込まれることになるでしょう。

その中でRyzen AIコアの有用性がはっきりしてくるのでしょう。

それはIntelのVPUも同様です。

私もこの記事を書いていて、次世代で重要なのはGPUであり、CPUではないというそのような認識です。

2042年に出るCPUはどの程度AI機能を取り込んでGPUの役割をオフロードできるか、この辺が焦点になってくると思います。

そこから先どうなるのかは1か月で全く状況が変わる可能性のあるAI/MLの世界によるので想像が全くつきません。

 

 

 

 

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