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インテル、次期「デスクトップ」Meteor Lakeの正体はオールインワンPC向けであると明言

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インテル、PC部門トップの紛らわしい発言を釈明

Meteor LakeにLGA-1851はない。

PCWorldのインタビューで、ミシェル・ジョンストン・ホルトハウス(インテル上級副社長兼クライアント・コンピューティング・グループ・ジェネラル・マネージャー)は、Meteor Lakeチップが2024年にデスクトップに登場すると明言した。

この発言の問題点は、ホルタウスが実際にデスクトップ・ソケットを意味したのではなく、さまざまなシステムにまたがるデスクトップのフォームファクターを意味したことだ。

もちろん、大多数のユーザーはMini-PCやAll-in-Oneシステムをデスクトップと呼ぶことはないだろうが、技術的にはどちらも机の上に置くことができる。

これらのシステムは常にデスクトップ・システムとして販売されているわけではなく、低消費電力のモバイルCPUを使用していることが多い。

インテル・コアKシリーズがデスクトップ・プラットフォームとして明確に表示され、販売されているのとは異なります。

インテルは現在、デスクトップというのは実際にはオールインワン・システムのことだと説明することで、ホルタウスのこの紛らわしい発言を明らかにしなければならなくなった。

Meteor Lakeは、AIO(All-in-One)などのデスクトップ・フォームファクターを含む、革新的なモバイルおよびデスクトップ設計を支える電力効率に優れたアーキテクチャです。製品の詳細については、今後お伝えする予定です。

– インテルの広報担当者がComputerBaseに語った。

ホルタウスはMeteor Lake-Sについて明確には言及しなかったが、デスクトップの発売を確認するかのような率直な回答は大きな混乱を招いた。

彼女はさらに、インテルはモバイルとデスクトップの両セグメントで包括的な「上から下まで」の製品ラインナップを確立することを目指していると述べ、別の解釈をする余地をほとんど残していない。

インテルは、NUCシステム用に設計されたCore KBシリーズのようなデスクトップとモバイルのハイブリッドモデルを提供しているが、これらは特定のSKUに限られている。

今後発売されるAll-in-Oneシステムがこのようなプロセッサーを搭載しない限り、真のデスクトップとして分類するのは難しいだろう。

この状況は、Mini-PCと伝統的なデスクトップの区別と類似している。

現世代のNUC Extremeシステムは小型デスクトップPCに似ており、デスクトップ・ソケットを採用しているとしても、紛れもなくデスクトップ・システムである。

ソース:Videocardz.com – Intel clarifies upcoming ‘desktop’ Meteor Lake are actually for All-in-One PCs

 

 

 

解説:

やはりMeteorLakeのデスクトップ向けとはオールインワンシステム用のものだったようです。

LGA1851用ではなく、NUCなどに使われているもののようですね。

丁度デスクトップとモバイル向けの中間の製品になるようです。

誤解を生んだ役員の発現を訂正したようです。

とても紛らわしい発言です。

タダでさえ2024年から2025年にかけて、ArrowLake、LunarLake、Pantherlakeを出すと言ってるわけで、1年で2世代のCPUを出すという風に解釈もできますから、Intelが自らのプランに遅れは無いとするために嘘をついている、もしくはミスリードしているという風に解釈されてもおかしくない現状ですが、この上さらにMeteorLakeなど出しても最悪、自社の製品同士で食い合って開発費分すら売上られない惨状になる可能性すらあります。

肝心のArrowLake、LunarLake、Pantherlakeの予定はどうなのでしょう。

ArrowLakeはモバイル、デスクトップ両用で、LunarLakeはモバイル、Pantherlakeはデスクトップでこちらはどう考えても2世代分でこれを来年に出すと言っています。

2024年がArrowLakeでLunarLake、Pantherlakeが2025年の間違いではないかと思うのですが、先日のイベントの写真でもこの3つが2024年と2025年の間に出るというスライドがはっきりと掲示されています。

どういう意味なのかはちょっと気になるところです。

後に表記されるLunarLake、Pantherlakeが全く新しいセグメントと言う可能性も0ではないかと思いますが、モバイルとデスクトップに分かれているところを見るとそう言うわけでもなさそうです。

さて、Intelが何を思ってそうしているのかの真意はわかりませんが、どのようなラインナップになるのかは気になるところです。

こちらは続報を待つしかなさそうです。

 

 

 

 

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