インテルPanther Lake、2024年第1四半期にラボ入りへ
CPUメーカーは、次世代クライアントCPUが予定通りであることを確認した。
インテルは、Meteor Lake(インテル4プロセス)CPUシリーズを12月14日に市場に投入することを正式に発表した。
しかし、インテルは今後2年間に消費者向けに野心的なロードマップを計画しており、Meteor、Arrow、Lunar、Panther Lakeシリーズを含む多様なラインナップを特徴としている。
これらのシリーズの一部は、パット・ゲルシンガー氏主催のイノベーション基調講演で語られた。
インテルはすでにLunar Lakeアーキテクチャを、生成AI向けの最先端のディープラーニングベースのソフトウェアとともに紹介している。
Lunar Lakeは、Core Ultraシリーズの第2世代であるArrow Lakeに続く、次世代の低消費電力アーキテクチャとしてリリースが予定されている。
Lunar Lakeとは異なり、Arrow Lake(インテル20Aプロセスを使用)はデスクトップとモバイルの両CPUシリーズを包含し、より高い消費電力と性能を実現することに主眼が置かれる見込みだ。
Lunar Lakeのデモは、この低消費電力アーキテクチャ上でのAIアクセラレーションの効率性を強調することを目的としていた。
インテルは、Panther Lakeが早ければ2024年第1四半期にもインテルの工場で生産される予定であることを正式に発表した。
Panther Lakeは、Cougar Cove P-Coreを搭載すると推測される、インテルの最初の18AクライアントCPUシリーズに相当するため、これは重要なマイルストーンとなる。
インテルはこのシリーズについて具体的な詳細を明かしていないが、Panther Lakeがデスクトップとモバイルの両セグメントでデビューする予定であり、デスクトップ構成ではArrow Lakeと同じLGA-1851ソケットを利用する見込みであることは注目に値する。
ソース:Videocardz.com – Intel confirms 2024-2025 client CPU lineup: Arrow Lake, Lunar Lake and Panther Lake
解説:
ん?2024年はデスクトップは2世代、モバイルは3世代を一気に出すということ?意味が解らない
2024年
Arrow Lake(モバイル・デスクトップ)
Lunar Lake(モバイル)
Panther Lake(モバイル・デスクトップ)
2025年
ついにIntelご乱心ですかね。
Arrow、Lunar、Pantherについて情報が錯綜していると思ったのですが、どうもそうではなく、来年全て一気に出すという予定のようです。
私がこの話を聞いて一番に思ったのは「なんで?」でした。
実際、短い間にこんなに多くのモデルを出しても売れる量には限りがあって明らかに無駄だと思うからです。
何かスケジュールを消化するために無理やり進行しているのか、それともLunar Lakeのセグメントが別なのかちょっと理解できません。
常識的に考えれば2023年末から2024年のデスクトップはRaptorlake Refleshになるはずで、Arrow Lakeが2024年末から2025年なら理解できますが、そうするとPanther Lakeの入る隙間が無くなってしまいます。
スライドの予定だと2024年末から2025年にかけてPantherLakeになるように見えます。
こんなにギリギリになってから発表する予定がこれと言うのはどういうことなのでしょう。
Raptor Lake Refleshは出してすぐEOFにする予定なのでしょうか。