Ryzen 7040Hと7040HSの違いは地域別在庫状況
これは本当のニュースではないが、Ryzen 7040H/7040HS AMDシリーズについて混乱している読者を見かけた。
同社は最近、Hは中国市場向けで、その他の地域ではHSが発売されると説明している。
Ryzen 7040シリーズは、Zen4アーキテクチャとPhoenixシリコンを採用したAMDの最新ノートPC向けプロセッサーである。このシリコンには、TDP(7040U/7040U/Ryzen Z1)やソケット(FP7/FP8など)によって異なるバージョンがある。
特に7040H/HSモデルは前世代と異なるため、混乱を招いている。
Zen3ベースのRyzen 5000HSシリーズは、デフォルトの電力が35Wと低く、Intel Tiger Lake-H35シリーズと同じだった。
これは、デフォルトTDPが45Wの5000Hシリーズよりもヘッドルームに余裕がないことを意味する。
これは6000HSと6000Hの両SKUでも同様だった。
Ryzen 7040HSおよび7040Hシリーズでは、事態はもはやそれほど明確ではない。
CPUとGPUのクロック、TDPを含め、スペックはほとんど同じだ。
公式スペックには、7940HSではAMD EXPOが利用可能と記載されているが7940Hでは利用できないなど、若干の違いがあるが、これはAMDによるミスの可能性があり、残念ながら同社のウェブサイトでは定期的に発生している。
AMDのウェブサイトといえば、最近更新され、Ryzen 7040Hシリーズは中国本土専用で、7040HSはNA、EMEA、APJ、LATAMリージョンで利用可能であることが明らかになった。これが2つのシリーズの主な違いだ。
前述の通り、これは本当のニュースではないが、多くのRyzen 7040HSの発表レポート(我々を含む)はこの情報に触れていない。
Lenovo、ASUS、MachenikeによるRyzen 7040H APUを搭載した3つの新しいノートパソコンが中国市場向けに発表されたばかりなので、2つのシリーズの違いを理解することは重要かもしれない。
興味深いことに、そのうちのいくつかはディスクリート・グラフィックスを搭載せず、TDPも65Wと高い。
ソース:Videocardz.com – AMD Ryzen 7040H series only for Chinese market, 7040HS for other regions
解説:
Phoenixの7040は7940Hが中国向け、7940HSがグローバル向け
違いは私も元記事を読みましたが、あまり明確ではありません。
記事を読むと単に出荷されるリージョンの違いと言う風にしか読めません。
いよいよPhoenixが登場したが・・・
自作向け7700Gとして出るのはいつ頃になるのか気になるところです。
Zen4ダイのみならず、ノート向けに出荷されているZen2ダイ(7020)やZen3ダイ(7030)の製品もAM5のローエンド向け製品として格安で発売してほしいところです。
こういった製品はA620の展開と同時に発売してほしかったところです。
今年いっぱいは難しいかもしれませんが、2024年からはDDR5の価格の下落も一通り落ち着いていると思います。
是非とも早期の発売をお願いしたいところです。