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AMD Ryzen 8000 “Granite Ridge”、最大16個のZen5コアと170W TDPを搭載へ

更新日:

AMD Ryzen 8000は依然として16コアに制限される

週末に共有された情報によると、Granite Ridgeとして知られる次世代デスクトップ・プラットフォームは、16コア以上を搭載しないとのことです。

次世代AMDデスクトッププラットフォームの可能な構成が、PC Games HardwareとMoore’s Law is Deadによって共有されました。

同メディアによると、Zen5シリーズは「Nirvana」というコードネームで6~16個のコアを提供することになるという。

このシリーズは、アップグレードされたZen5コアアーキテクチャに依存し、「Eldora」と呼ばれる新しいCCD(Core Complex Dies)内にコアクラスタが結合されることになるという。

この噂では、まだ6コアのSKUが計画されているとのことで、結局、Ryzen 7000シリーズと8000シリーズの両方が非常に似たラインアップになる可能性があります。

しかし、新シリーズの発売日に関しては、食い違いがあるようです。

 

AMD Ryzen 8000(「Granite Ridge(グラナイトリッジ)」)。

  • Zen 5 CCD(「Eldora(エルドラ)」)
  • Zen 5 CPUコア(”Nirvana”)
  • 6~16 Zen 5プロセッサーコア
  • 65~170ワットの電力消費量(以下、TDP)
  • 最大64MiByteのL3キャッシュと16MiByteのL2キャッシュを搭載

出典 PC Games Hardware

今週末、Moore’s Law is Deadから、Zen5/Zen5cサーバー製品のAMD 2022-2025年ロードマップを紹介するリークがあった。

この資料に記載されているGranite Ridgeは、Ryzen 8000シリーズを指すのではなく、組み込みソリューションであることが、「サーバー」というキーワードからわかります。

とはいえ、Granite Ridgeが確かに16コアに限定され、TDPが65Wから170Wであることが示されている。

さらに重要なのは、このスライドでは、製品の生産開始時期が2024年第1四半期から2025年第1四半期となっているが、これも非ゲーミングプラットフォームを指している可能性があり、常に遅れて(最大で1年)発売されることになる。

今のところ、Ryzen 8000X3Dシリーズについての言及はない。しかし、AMDは3D V-Cacheを搭載したZen5マイクロアーキテクチャが実際に計画されていることを確認した。

コンシューマ向け製品に搭載されるかどうかは未定だ。

重要なのは、Zen5の発売日が、このアーキテクチャが使用する4nmと3nmのプロセスノードの利用可能性に相関している可能性があるということだ。

これは、ロードマップがより正確なデータを利用できない理由を説明するものかもしれない。

噂されるAMD Ryzen 8000シリーズ

コア数/
スレッド数
ブースト
クロック
キャッシュ
(L2+L3)
Ryzen 9
8950X (?)
 16C/32T 不明  80MB
Ryzen 9
8900X (?)
 12C/24T 不明  76MB
Ryzen 7
8700X (?)
 8C/16T 不明  40MB
Ryzen 5
8600X (?)
 6C/12T 不明  38MB

ソース:Videocrardz.com – AMD Ryzen 8000 “Granite Ridge” to feature up to 16 Zen5 cores and 170W TDP

 

 

 

解説:

Zen5はハイブリッドではない・・・かもしれない?

とのこと。

AMDが重要視するサーバーでは特に問題になってないのですが、デスクトップでは厳しいですね。

特にMeteorlakeからまた強化されるとされていますので、Zen5はいよいよIntelに追いついていけなくなるかもしれません。

当初のZen5はTSMC3nmを使う予定でしたが、今までのリークでは4nmに変更になっていましたので、それがモロに出ているのかもしれません。

スライドを見ると、Zen4cやZen5cの名前がありますので、Eコアは存在しているが同一のチップ内(オンパッケージ)にまとめきれなかったといったところではないでしょうか。

サーバーでは単一コアを使った方がリソースの配分がやりやすいので、Eコアはあったとしても製品ラインとしては別にしたほうがわかりやすいですし、これは実際IntelもXeonでそのようにしています。

よって、サーバーでは別々の製品ラインにすることは自然だと思うのですが、デスクトップでハイブリッドにならないのは何か釈然としないものがあります。

スライドには存在しませんが、モノリシックのAPUがどうなるのかは見てみたいところです。

2Cでも存在していればかなり大きい変化だと思います。

組み込み用ではないかと言う指摘が元記事にありますが、昔Geodeと言う組み込み製品を放棄してデスクトップ製品に注力した時に組み込み業界がAMDに対してブチギレてもう2度とAMDの組み込み製品は採用されないだろうと言われているので、同時の経緯を知っている身としては苦笑するしかないです。

あれから20年以上は経っていると思いますが、AMDの組み込みは関連の深いSapphireくらいしか扱ってないはずです。

AMDの組み込みと聞くと微妙な苦笑いが出ます。

 

 

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