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AMDの「Ryzen Burnout」修正プログラム、バグに悩まされることが報告される

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AMDのAM5プラットフォームのバグが悪化の一途をたどっています。

HardwareLuxxの報告によると、AMDの最新のAM5 AGESAマイクロコードアップデート1.0.0.7(Ryzen 7000のバーンアウト問題を修正するためのもの)は、バグに悩まされているそうです。

さらに悪いことに、1.0.0.7には最新の修正がすべて含まれているようには見えず、より安全なSoC電圧の制限だけが特徴となっています。

しかし、それでもなお、Ryzen 7000のユーザーは、完全な修正まで何ヶ月も待たされる可能性があります。

最近のRyzenバーンアウトの大惨事をご存じない方は、こちらで以前の報道をご覧ください。

要するに、SoCの電圧が安全でない電圧(現在は1.3V以上と規定されている)で動作し、AMDのCPU温度制御システムに関するバグによってRyzen 7000 CPUが安全な温度仕様を超えてしまい、ソケット内で溶けてしまったというユーザーレポートが出ているのです。

しかし、残念なことに、マザーボードベンダーが回避策を講じない限り、Ryzen 7000のユーザーは、修正リストの全容を知るまでさらに数ヶ月待たなければならない。

どうやら、AGESA 1.0.0.7には、CPU熱制御システムのバグ修正はなく、AMDが規制する新しいSoC電圧制限である1.3vのみを組み込んでいるようです。

しかし、HardwareLuxxは、この修正がすでにパッチに実装されているかどうかはわからないとしています。

このテックアウトレットは、この問題についてAMDに問い合わせたが、まだ回答は得られていないという。

分かっているのは、最近のRedditの投稿で、新しいマイクロコードアップデートを搭載したベータBIOSでRyzen 9 7950Xが110度以上の温度で動作していることを示すなど、AGESA 1.0.0.7 にはこれらの修正が行われていないという他の報告だけである。

そのため、熱バグの修正が行われているようには見えません。ただし、熱の問題がBIOSに関連したものなのか、AGESAマイクロコードアップデートに関連したものなのかは確認できないので、AMDから正式な確認が取れるまで、これらの報告は大目に見てください。

Asus/AMD AGESA 1.0.0.7 1410 beta bios bugs from r/Amd.

しかし、AGESA 1.0.0.7には他にもバグがあり、新しい48GB DIMMSに関するメモリの互換性の問題で、AM5マザーボードの4つのスロットすべてを使用した場合、転送速度がわずか4400MHzに制限されると報告されています。HardwareLuxxによると、AGESA 1.0.0.7をデュアルチャネル16GB、32GB、クアッドチャネル64GBキットでテストし、問題がなかったとのことです。

全体として、AGESA 1.0.0.7に関する状況は、このアップデートにまつわる修正やバグについてAMDからの公式な確認がないため、少し混乱しています。

しかし、HardwareLuxxからの報告や他のユーザーからの報告によると、このマイクロコードアップデートは混乱していて安定していないようです。

ありがたいことに、先に述べたように、AMDは新しいマイクロコードアップデート「AGESA 1.0.9.0」を開発していると言われており、将来的にはこれらの問題をすべて解決してくれることが期待されています。

ソース:Tom’s Hardware – AMD’s ‘Ryzen Burnout’ Fixes Reportedly Plagued With Bugs

 

 

 

 

解説:

AM5のOCの設定よってはCPUが焼損する問題に関する続報です。

修正は難航しているようです。

とりあえず電圧を1.3Vに押さえる機能を組み込んだけで根本的な解決は先送りにされているそうです。

私は特にOCして限界にチャレンジするというようなことはあまりやらないので、問題ありませんが、OC趣味の人には厳しいのでしょうね。

初物には問題がつきものと言うのはこの問題やARC Aシリーズを見るとわかるのではないかと思います。

ずっと前から口を酸っぱくして言っていますが、こういう問題に当たりたくなかったら暫く様子を見るということです。

これだと最新のプラットフォームが使えませんが、そう言うものだと思って割り切るしかありませんね。

安定性を求めるならば、発売後1-2年経ってからと言うのがセオリーですね。

Windows11も最初はバグがありましたが、そのくらいで大体解決していきます。

特に偉そうに説教しているわけではなく、今まで経験してきたことから判断するとそうなるというだけの話です。

OSが安定するのに1.5年、開発者がマシンの性能を引き出すのには5年かかると言われています。

ゲーム機やWindowsのDirectXなどはこんな感じではないかと思います。

Windows7で実装されたDirectX11(機能セット)がいまだに現役なのはそう言う事情もあるのでしょう。

 

 

 

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