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NVIDIA GeForce RTX 4070のスペックがGPU-Z検証で確認されました。

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5888個のCUDAコア、12GB GDDR6Xメモリを搭載した「GeForce RTX 4070」を確認

今回、最初のRTX 4070がGPU-Zソフトウェアで検証されました。

RTX 4070 non-Tiのスペックは現時点では誰にも秘密ではないが、実際にカスタムRTX 4070が野放しでテストされている証拠を入手したことになる。

先に報告したように、RTX 4070は来週4月13日に発売されるが、レビュアーは1日早く最初のテスト結果を共有することが許される予定である。

このため、今回のGPU-Zの検証も早くからネット上に出てきたのだろう。

このデータから、Zotac製のRTX 4070は、5888個のCUDAコア、184個のTexture Units、64個のRaster Unitsを搭載することが確認されました。

つまり、RTX 4070はRTX 4070 Ti(80)よりもROPが少ないだけでなく、L2キャッシュも小さい(36MBに対して48MB)ことになる。

NVIDIAのRTX 4070のメモリスペックは、192bitのメモリバスで12GBのGDDR6Xであることが確定している。

クロックスピードは1313MHzで、これは実効速度21Gbps(16倍)に相当する。

このカードはPCIe x16 3.0モードで動作していましたが、もちろん新しい4070はGen4もサポートしています。

クロックスピードに関しては、2ヶ月前からの初期リークで確認されているように、ベースクロックは1920MHzであることが確認されています。

このカスタムモデルの唯一の違いは、2535MHzで動作するブーストクロックです。

これは、このカードがリファレンス2475MHzから工場でオーバークロックされていることを意味します。

NVIDIAは最近、Reflex対応ゲームのグラフに「偶然」RTX 4070 GPUを表示することで、RTX 4070 GPUを発売することを確認しました。

同社は、新しいXX70クラスのGPUを、前世代のXX60シリーズと比較しています。

この選択の正確な理由は不明ですが、RTX 4070とRTX 3060の両方が192ビットのメモリバスを持ち、前世代のRTX 3070シリーズよりも狭いメモリバスであることは秘密ではありません。

NVIDIA GeForce RTX 4070 vs 3070 シリーズ

RTX 4070 Ti RTX 4070 RTX 3070 Ti RTX 3070
ボードSKU PG141-SKU331 PG141-SKU34X PG143-SKU15 PG142-SKU10
アーキテクチャー Ada (TSMC 4N) Ada (TSMC 4N) Ampere (SAMSUNG 8N) Ampere (SAMSUNG 8N)
GPU AD104-400 AD104-250 GA104-400 GA104-30X
L2キャッシュ  48 MB  36 MB  4 MB  4 MB
CUDAコア数 7680 5888 6144 5888
TMU数/
テンサーコア数
240 184 192 184
ROP数 80 64 96 96
RTコア数 60 46 48 46
ベースクロック  2310 MHz  1920 MHz  1575 MHz  1500 MHz
ブーストクロック  2610 MHz  2475 MHz  1770 MHz  1725 MHz
最大FP32
演算性能
 40 TFLOPS  29 TFLOPS  22 TFLOPS  20 TFLOPS
Memory  12 GB G6X  12 GB G6X  8 GB G6X  8 GB G6
メモリバス幅  192-bit  192-bit  256-bit  256-bit
メモリ速度  21 Gbps  21 Gbps  19 Gbps  14 Gbps
メモリ帯域幅  504 GB/s  504 GB/s  608 GB/s  448 GB/s
TDP  285W  200W  290W  220W
インターフェイス PCIe Gen4 x16 PCIe Gen4 x16 PCIe Gen4 x16 PCIe Gen4 x16
希望小売価格  799 USD  599 USD  599 USD  499 USD
発売日 2023/01/05 2023/04/13 2021/06/10 2021/05/08

ソース:Videocardz.com – NVIDIA GeForce RTX 4070 specifications confirmed by GPU-Z validation

 

 

 

 

解説:

RTX4070情報の決定打が出ましたね。

メーカー(AIB)が添付ソフトにも使うGPU-Zからの情報がリークしました。

よくメーカーが「リーク情報に悩まされている」と言いますが、個人的にリークサイトのTechpowerupが作っているソフトを採用しているのにリーク情報に悩まされているというのは何かのマッチポンプか冗談のように見えます。

ちょっと気になるのはメモリの帯域の他にL2の容量・速度込みの実効帯域が載ってないないところですね。

メモリの帯域をキッチリ詰めて製品をラインナップするnVidiaがメモリのバス幅を削ってモデルを設定しているわけですから、相当の効果があるはずです。

ならば、きちんと乗せた方がわかりやすいのかなと思います。

RTX4070の発売まで、いよいよあと1週間を切りました。

599ドルと言う価格が市場からどのように受け止められるのか興味があります。

 

 

 

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