AMDは、マザーボード・メーカーが最近アップロードしたものをロールバックするよう促した、コアを無効にするAGESA 1.0.0.4 BIOSファームウェアの修正をついに発表しました。
AM5マザーボードでAGESA 1.0.0.4 BIOSファームウェアにアップグレードしていますか?AMDが修正を発行したため、コアの無効化について心配する必要はありません。
先週、MSI、ASRock、Gigabyte、ASUSなどのマザーボード・メーカーは、Ryzen 7000 無印のサポート強化とRyzen 7000 X3D CPUの初期サポートを追加したAM5製品用の最新のAGESA 1.0.0.4 BIOSファームウェアをリリースしました。
しかし、ロールアウトからわずか数日後、MSI、ASRock&ASUSは、デュアルCCDレイアウトを採用する一部のRyzen 5 7600(X)CPUでCCDが無効化されるという大きな欠陥によりBIOSをロールバックしてしまったのだ。
一部の Ryzen 5 7600 チップには無効な CCD が搭載されていることが分かっていますが、何らかの理由で、以前のバージョンの AGESA 1.0.0.4 ファームウェアの古い SMU は、動作可能な CCD のコアを無効にしており、ユーザーはすべてのコアにアクセスするためにロールバックしなければなりませんでした。
現在、chi11eddogは、AMDが「84.79.210」とラベル付けされた最新のSMUバージョンで修正を発行したと報告している。
新バージョンでは、Ryzen 5 7600 CPUだけでなく、12コアのRyzen 9 7900シリーズチップの起動問題も修正されている。
AMD X670 または B650 AM5 マザーボードにこの新しいバージョンの AGESA 1.0.0.4 BIOS ファームウェアをインストールすると、ユーザーは「Downcore」バグに直面することがなくなります。
以下に、AMD AGESA 1.0.0.4 BIOS SMUのスクリーンショットを掲載します。
BIOSが修正されたので、MSIはマザーボードの最新ファームウェアを再アップロードしました。
BIOSのアップデートは、MSIウェブサイトのSocket AM5マザーボードの製品ページのサポートセクションで見つけてください。
マザーボード名 | ダウンロードリンク |
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MEG X670E GODLIKE | BIOS リンク |
MEG X670E ACE | BIOS リンク |
MPG X670E CARBON WIFI | BIOS リンク |
PRO X670-P WIFI | BIOS リンク |
MPG B650 CARBON WIFI | BIOS リンク |
MPG B650 EDGE WIFI | BIOS リンク |
MPG B650I EDGE WIFI | BIOS リンク |
MAG B650 TOMAHAWK WIFI | BIOS リンク |
MAG B650M MORATR WIFI | BIOS リンク |
MAG B650M MORTAR | BIOS リンク |
PRO B650-P WIFI | BIOS リンク |
PRO B650M-A WIFI | BIOS リンク |
PRO B650M-A | BIOS リンク |
AMDのRyzen 7000 Non-X CPUは今週、Ryzen 7000 X3D CPUは来月に発売されるので、その時に様々なチップセットドライバや新しいBIOSファームウェアがリリースされると予想されています。
ソース:wccftech – AMD Issues SMU Fix For Core-Disabling AGESA 1.0.0.4 Firmware, New BIOS Available By MSI
解説:
7600Xで1個も有効なCCDが無効になる不具合を解決したAGESA 1.0.0.4 BIOSファームウェアが公開される
早くもMSIが修正BIOSを配布しているようですね。
一部の7600XでCCDが2つ載っている製品があったようですが、その製品で有効なほうのCCDも無効になってしまうという不具合が発生していました。
かなり致命的な不具合ですが、既に対応が始まっており、問題なく修正できるのではないかと思います。
元記事を見ると、マザーボード上で有効なCCDが無くなってもBIOSのアップデートは出来るようですね。
初物には不具合がつきものですが、これから修正が進んで、安定性が増していくのでしょう。