NVIDIA RTX 4070 Tiは5日に希望小売価格799ドルで発売される予定だ(同社がこれに対してFounder’s Editionを用意しておらず、カスタムモデルのみが市場に出回ることを考えると、AICがゆるく解釈することになるだろう)。
VideocardzはまたしてもRTX 4070 Tiの公式性能数値をリークした – – ただし、同カードがRTX 4080 12GBとして発売されたときのNVIDIAの公式スライドから、すでに例外的に良いアイディアを得ていたが。
RTX 4070 Tiは、TimeSpy Extreme(4K)で11258点、FireStrike Ultra(4K)で13698点を記録した
長くなりましたが、RTX 4070 Tiは旧世代のNVIDIA RTX 3090 Tiとほぼ同程度の速度です。
ゲームでは、RTX 4070 TiはRTX 3090 Tiにわずかに及ばず、Octanebenchなどのレンダリングアプリケーションでは、実際にはわずかに高速であることがわかります。
このカードの正式な希望小売価格は799ドルで、RTX 3090 Tiの希望小売価格1999ドルより1200ドル安い。
性能的には似ているかもしれないが、RTX 3090 Tiが24GBのVRAMを搭載していたのに対し、RTX 4070 Tiは12GBのVRAMしか搭載していない点は注目すべきだろう。
Videocardzの提供によるスコアの全内訳とその相対的な位置づけは以下の通りです。
NVIDIA RTX 4070 Tiは、7680個のCUDAコアを搭載し、クロックは2.61GHz、メモリは12GBのGDDR6Xを搭載している。
これは、理論上のピークFP32スループットが40.01 TFLOPsであることを意味します。
しかし、興味深いことに、これらの公式ベンチマークは、RTX 4070 Tiが公式にはRadeon RX 7900 XT(希望小売価格899ドル)よりもわずかに性能が劣ることを示しています。
つまり、NVIDIAは、本質的に新しいメインストリーム市場セグメントにアピールするような価格設定によって、Radeonの競合製品を下回る価格設定にしているのです。
GPU | FP32 演算性能 |
希望小売 価格 |
TFLOPs/$ | 対4090比 (%) |
GeForce RTX 4090 |
82.59 | 1,599 | 0.05165 | 100% |
GeForce RTX 4080 |
48.74 | 1,199 | 0.04065 | 79% |
GeForce RTX 4070 Ti |
40.09 | 799 | 0.05017 | 97% |
RTX 4090はTFLOPs/$ベースで与えていた価値提案を考えると飛ぶように売れたが、RTX 4080は悪い価格帯を考えるとまったくうまくいかなかった。
RTX 4070 Tiは、RTX 4090が行った価値提案にずっと近く、同様にずっとよく売れるはずです。
これはゲーマーが望んでいた価格設定ではないかもしれませんが、何年も市場で見てきた価格設定よりもずっと良いのは確かで、NVIDIAとAMDがコアユーザーであるゲーマーと再びつながり始める道を作るはずです。
解説:
RTX4070Tiのラスタライズ性能がリーク
RTX3090Tiと同等の性能があるということのようですね。
わずかに下ですが、ほぼ同等とみなしてよいのではないかと思います。
グラフを見ると$899のRX7900XTよりも明確に下で、かなりの価格下落圧力になっていることが伺えます。
それを証明するかのようにRTX4080 12GBから$100下がって$799となりました。
DLSS3の性能を引っ張り出してきてRTX3080の3.5倍の性能があると宣っているnvidiaですが、ラスタライズ比でいえば1.5倍も差は開いてなく、nvidiaの主張通りに言い値で買わされるとかなり割高になるということがわかるのではないかと思います。
$899のRTX4080 12GBが169,800円でしたので、$799のRTX4070Tiは149,800円くらいになるのではないかと思います。
これは1CUDA辺り約19.5円であり、1CUDA18円台のRTX4090の方が割安ですが、RTX4080よりはかなりマシと言える価格にまでコスパが上がっています。
やはり、GPUと言う製品のコスパを上げるにはAMDやIntelに頑張ってもらうしかなさそうですね。
RTX4070Tiはかなりお買い得感の高い良い製品だと思います。
nvidia信者にも利益がありますのでRadeonにしてもARCにしてもよい製品だったらきちんと「良い製品ですね」と認めてあげるのは重要だと思います。