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AMD Radeon RX 7900「RDNA 3」グラフィックスカードは、発売時にNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズと同等かそれ以上の供給量を確保予定

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AMDは、来月の発売に向けてRadeon RX 7900「RDNA 3」グラフィックカードを大量に仕入れていると報じられています。

AMD Radeon RX 7900「RDNA 3」GPUは発売時に十分な数量が用意される、サプライチェーンがレポート

上流のサプライチェーンを引用しているMyDriversが公開したレポートによると、AMDはRDNA 3 GPUアーキテクチャを採用したRadeon RX 7900シリーズグラフィックカードを大量にストックしており、来月13日のローンチに間に合うようだとのことです。

レッドチームがRadeon RX 7900シリーズグラフィックスカードの注文を増やしているのは、ゲーマーが発売時に比較的容易に入手できるようにするためだと述べられています。

また、Radeon RX 7900 XTXとRadeon RX 7900 XTの両モデルを含むAMD Radeon RX 7900シリーズグラフィックスカードの最初の供給は少なくないだろうとしており、NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードの発売時の供給よりもはるかに優れていると報告されています。

ここ数日、NVIDIAは合計16万台のAda GPUを出荷し、そのうち81.25%はRTX 4090 (AD102) GPU用、残りの18.75%はRTX 4080 (AD103) GPU用だということがわかってきた。

NVIDIA GeForce RTX 4090は、発売時に完全に売り切れましたが、このカードは小売店で努力次第で見つけることができます。

一方、RTX 4080は、出荷数が少ないにもかかわらず、いくつかの店舗で豊富に見つけることができます。

また、このカードは、eBayでいくつかの出品を見つけることができます。RTX 4080の状況は、1199.9ドルという途方もない価格設定と、AMDがRTX 4080に対してドルとワットあたりの競争力のある性能を約束していることが大きな原因となっています。

Radeon RX 7900 XTXは、AMDのマーケティングスライドでRTX 4080に対して直接的に位置づけられているため、ユーザーは購入を決定する前にこれら2製品の最終結果を知りたいと切に願っているのです。

AMDが最終的なGPUレビューでNVIDIA GeForce RTX 4080グラフィックスカードを倒すことに成功すれば、すでに急増しているRadeon RX 7900シリーズ、さらに999米ドル(希望小売価格)のRadeon RX 7900 XTXグラフィックスカードの需要に波及することが予想されるでしょう。

グラフィックスカードの追加数量は本当に有用で、今はマイニング需要がないので、今度はカードが小売価格で入手できるようになると期待できます。

AMD Radeon RX 7900 XTX vs NVIDIA GeForce RTX 4080

グラフィック
カード名
AMD Radeon
RX 7900 XTX
NVIDIA GeForce
RTX 4080
GPU Navi 31 XTX AD103-300-A1
製造プロセス TSMC
5nm+6nm
TSMC 4N
ダイサイズ 300mm2
(GCDのみ)
522mm2
(MCD込)
379mm2
トランジスタ数 580億 459億
GPUコア数 12,288 9,728
TMU数
/ROP数
384 / 192 304 / 112
ブースト
クロック
2.3 GHz 2.2 GHz
最大クロック 2.5 GHz 2.5 GHz
FP32演算性能 61 TFLOPs 49 TFLOPs
メモリ容量
・種類
24 GB GDDR6 16 GB GDDR6X
メモリバス幅 384-bit 256-bit
メモリクロック 20 Gbps 22.4 Gbps
メモリ帯域幅 960 GB/s 716.8 GB/s
キャッシュ 96 MB 64 MB
TBP 355W 320W
PCIe
インターフェイス
未確認 PCIe 4.0 x16
価格 $999 US $1199 US

ソース:wccftech – AMD Radeon RX 7900 ‘RDNA 3’ Graphics Cards To Have Similar or Better Supply Than NVIDIA GeForce RTX 40 Series At Launch

 

 

 

解説:

AMDの単体GPUシェアは約2割ほどと言われているので、16万枚出荷したRTX4090+4080に対して約18.75%のRTX4080に相当する数を揃えるというのは妥当な数だと思います。

何か頑張って数を揃えるという印象がある記事ですが、「当たり前のことを当たり前にやる」と言うことです。

※ ただし、世の中当たり前のことが当たり前にできない事例と言うのはたくさんあります。

恐らく、16万ユニットの20%弱なので3万ユニットほどがRTX7900XTXと7900XTの初期出荷数ではないかと思います。

RTX4090.4080と違って12VHPWRは採用されていませんから、その点に関してはトラブルフリーですね。

 

 

 

 

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