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AMD Radeon RX 7900 XTX “RDNA 3” 24GBのGDDR6メモリを搭載したフラッグシップ・グラフィックス・カード

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AMDは、Radeon RX 7900 XTXと呼ばれるNavi 31 XTX GPUコアをフル搭載する、より高速なRDNA 3グラフィックスカードも準備しています。

AMD、Navi 31 XTX GPU&24GBGDDR6メモリ搭載のRadeon RX 7900 XTX「RDNA 3」グラフィックスカード発売の見込み

先週、AMDが20GB GDDR6メモリを搭載したRadeon RX 7900 XTグラフィックスカードを発売する予定であることをお伝えした。

このGPUは、カットダウンされたNavi 31 XTダイを利用する予定で、NVIDIAのGeForce RTX 4090グラフィックスカードに対して高い競争力を持つに至るはずだ。

私たちは、2番目のグラフィックスカードが開発中であることも報告しました。

現時点では、その最終的な名称を確認することはできませんでしたが、Benchlifeの友人は、その名称を突き止めたようです。

最新のレポートによると、24GBのGDDR6メモリとともにフラッグシップGPU「Navi 31 XTX」を搭載するのが「AMD Radeon RX 7900 XTX」であるという。

どちらのカードも、MCM RDNA 3 GPUを利用し、ラインナップのトップエンドに位置づけられることになる。

つまり、AMDには、RX 7950 XTやRX 7950 XTXといった、より上位のSKUを後発で投入する余地が残されていることになる。

Navi 31 GPUは、MCMデザインに加えて、Infinity Cacheの3D V-Cacheデザインも採用されると噂されている。

さらに、Radeon RX 7000ファミリーに搭載される可能性は低いが、さらに高性能なNavi 3Xダイも用意されているという。

AMD Navi 31「梅鰹」GPU構成図

RDNA 3のフラッグシップチップであるAMD Navi 31 GPUは、Radeon RX 7900 XTX/XTグラフィックスカードなど、次世代エンスージアストカードを搭載することになる。

AMDは、次世代RDNA 3 GPUでは、CU(Compute Units)をやめてWGP(Work Group Processor)を採用すると聞いている。

各WGPには、デュアルCU(Compute Unit)が搭載されるが、RDNA 2では各CUに2つしかなかったSIMD32クラスタが、2倍になる。

  • AMD Navi 31:12288コア、384-bitバス、192MB Infinityキャッシュ、308mm2 GPUダイ @5nm
  • AMD Navi 21:5120コア、384-bitバス、128MB Infinity Cache、520mm2 GPUダイ @7nm

最新の情報によると、RDNA 3アーキテクチャのAMD Navi 31 GPUは、48WGP、12SA、6SEのシングルGCDを提供すると見られる。

これにより、合計で12,288個のSP(Stream Processor)を提供することになる。

これは、Navi 21 GPUの5120 SPsと比較して、コア数が2.4倍に増加したことになる。このGPU(Navi 31 GCD)は、308mm2の大きさで、TSMCの5nmプロセスノードでパッケージングされると言われている。

このGPUは、320-bitバスインターフェイスで、42 WGP、10752コア、5 MCD、80MB Infinity Cacheを搭載する予定だ。

Navi 31 GPUは、ダイあたり16MBのInfinity Cacheを搭載した6枚のMCDを搭載し、64-bit(32-bit x 2)のメモリコントローラを搭載して、チップに384-bitバスインターフェイスを提供するようです。

これは96MBのInfinity Cacheに相当し、現在のNavi 21 GPUの128MBより少ないが、先日指摘された3D-Stackedソリューションも計画されており、その場合はInfinity Cacheが倍の32MB(16MB 0-hi + 16MB 1-hi) となり、合計192MBのキャッシュを搭載することになる。

これは、現在のNavi 21の設計に対して50%の増加であり、Navi 31はチップレットと3Dスタックの両方の設計を持つ最初のGPUとなる。

これらのチップレットまたはMCDは、TSMCの6nmプロセスノードで製造され、1つのサイズは37.5mm2です。

AMDは、次世代グラフィックスカードのラインナップがより高い消費電力を特徴とすることを確認しているようですが、それでもNVIDIAが提供するものよりも効率的な選択肢となることでしょう。

AMD Radeon RX 6950 XTは、すでに335WのTBPを持っているので、2倍以上の性能向上が期待できます。

このカードは、電源用のデュアル8ピンプラグ入力を維持し、現在使用されているものよりもわずかに背の高い、最新のトリプルファン冷却設計を採用すると予想されています。

AMD Radeon RX 7900 XT 「暫定」スペック:

グラフィック
カード
AMD Radeon
RX 7900 XTX
AMD Radeon
RX 7900
XT
AMD Radeon
RX 6950 XT
AMD Radeon
RX 6900 XT
GPU Navi 31 XTX Navi 31 XT Navi 21 KXTX Navi 21 XTX
製造プロセス 5nm+6nm 5nm+6nm 7nm 7nm
ダイサイズ 308mm2
(GCDのみ)
533mm2
(MCD込)
308mm2
(GCDのみ)
533mm2
(MCD込)
520mm2 520mm2
トランジスタ数 不明 不明 268億 268億
GPU WGP数 48 42 40 40
ストリーム
プロセッサ数
12,288 10,752 5,120 5,120
TMU数/
ROP数
不明 不明 320 / 128 320 / 128
ゲーム
クロック
不明 不明 2100 MHz 2015 MHz
ブースト
クロック
3 GHz以下 3 GHz以下 2310 MHz 2250 MHz
FP32
演算性能
75 TFLOPs以下 65 TFLOPs以下 23.65 TFLOPs 23.04 TFLOPs
メモリ容量
・種類
24 GB
GDDR6
20 GB
GDDR6
16 GB
GDDR6
16 GB
GDDR6
メモリバス幅 384-bit 320-bit 256-bit 256-bit
メモリ
クロック
~20 Gbps ~20 Gbps 18 Gbps 16 Gbps
メモリ帯域幅 ~960 GB/s ~800 GB/s 576 GB/s 512 GB/s
実効帯域幅 不明 不明 1728.2 GB/s 1664.2 GB/s
TBP ~400W ~350W 335W 300W
PCIe
インターフェイス
PCIe 5.0 x16 PCIe 5.0 x16 PCIe 4.0 x16 PCIe 4.0 x16
価格 不明 不明 $1099 US $999 US

AMDは11月3日にRDNA 3 GPUアーキテクチャとRadeon RX 7000グラフィックスカードを発表する予定です。

ライブストリーミングも予定されており、詳細はこちらでご覧いただけます。

ソース:wccftech – AMD Radeon RX 7900 XTX “RDNA 3” Flagship Graphics Card To Pack 24 GB GDDR6 Memory

 

 

 

 

解説:

SUPERリフレッシュに該当しない初期のモデルでもNavi31のフルシリコンは存在する?

Navi31のフルシリコンに該当するモデルと言うのも存在するようです。

このモデルの名称はRX7900XTXと言うのが今回のリークの内容です。

名称から言ってもRX7950XTとは違う別物で、販売のテコ入れのために初期モデルの発売から半年~1年後に出るいわゆるSUPERリフレッシュとは完全に別物と思われます。

よって、初期版と3D V-Cache搭載版は

  • RX7900XTX(初期版)/12,288SP→RX7950XTX(3D V-Cache版)/12,288SP
  • RX7900XT(初期版)/10,752SP→RX7950XT(3D V-Cache版)/10,752SP
  • RX7800XT(初期版)/7680SP→RX7850XT(3D V-Cache版)/7680SP
  • RX7600XT(初期版)/4096SP→RX7650XT(3D V-Cache版)/4096SP

こんな感じになるのではないかと思います。

これは私の予測に過ぎもませんのでそのつもりで見てください。

nvidiaはRTX4090Tiを残していますが、それ以上は今のところ話が聞こえてきません。

AMDはRTX4090Tiに対抗するRX7900XTXの他にSUPERリフレッシュに相当するRX7950XT/XTXを残していますので、残っている手数はAMDのほうが多いということになります。

あとは性能がどうなるのか?と言ったところでしょう。

しかし、nvidiaのGPUはゲームの他、エンコードやレンダリング、機械学習にも使われています。

AMDはこれらの用途が弱いので、性能がイマイチ実需に結び付いていないところが悲しいところです。

それでも根気強く性能の高い製品を出し続けるしかないでしょう。

IntelのARCは先日AV1のデコードでRTX4090より良い性能が出ている情報が出ましたが、エンコード周りが強いIntel GPUと総合的に強いnvidiaと、IntelのGPUはあまり評価の高くない現段階で既にエンコーどやデコードで頭角を現してきていますので、Radeonもあまりうかうかとしていられない状況になってくると思います。

 

 

 

 

 

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