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AMD B650E & B650 マザーボードを発売、159.99 US ドルからで希望小売価格 125 US ドルのボードはない模様

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AMDのボードパートナーは、B650EとB650マザーボードを正式に発表し、159.99USドルから予約受付を開始しました。

AMD B650E & B650マザーボードが159.99USドルから発売されたが、125USドルのボードはどこにあるのか?

AMD X670E & X670マザーボードが現在プレミアム価格で販売されていることは承知している。

ほとんどのマザーボードは300ドル以上から始まっており、それ以下の価格でリストアップされていた唯一のオプションは、売り切れか、まだ入手できない状態です。

AMDが、メインストリームファミリーに進出する前に、まずハイエンド顧客に焦点を当てたいと考えていることは明らかである。

しかし、Intelの第13世代の発売が近づくにつれ、AMDはついにB650E & B650シリーズマザーボードの門戸を開くことになります。

この新しいマザーボードは、メインストリームと低価格の消費者向けに設計されており、AMDは公式に、このボードの開始価格をUS$125と発表していた。

AMD B650E & B650 シリーズ・プラットフォーム

B650EおよびB650チップセットは、メインストリームマザーボードソリューションとして、ExtremeシリーズではPCIe Gen 5.0とM.2の両方を搭載し、E以外のボードではPCIe 5.0スロットデザインのみが採用される予定となっています。

B650マザーボードは、B550マザーボードの後継となり、同程度の価格帯で登場する予定です。X670/Eと比較して、B650チップセットは、シングルPCHデザインで提供される予定です。

このマザーボードは、Ryzen 7000「Raphael」CPUに搭載されるRDNA 2 iGPUもサポートし、HDMI/DPの両出力を提供する予定です。

しかし、今日は発売日であり、主要な小売業者は最初のB650EとB650マザーボードをリストアップし始めましたが、価格はAMDが約束した125ドルの開始価格より35ドル高い159.99ドルからとなっています。

Neweggでは、いくつかのAMD B650EとB650のボードを見つけることができます。以下は、掲載されている製品です。

B650E & B650 ATX マザーボード:

  • ASRock B650E Taichi – $449.99 US
  • Gigabyte B650E AORUS Master – $349.99 US
  • ASUS ROG STRIX B650E-E Gaming WIFI – $349.99 US
  • MSI MPG B650 Carbon WIFI – $329.99 US
  • ASUS ROG STRIX B650E-F Gaming WIFI – $299.99 US
  • ASRock B650E PG-ITX WIFI – $289.99 US
  • MSI MPG B650 EDGE WIFI – $289.99 US
  • ASUS ROG STRIX B650-A Gaming WIFI – $279.99 US
  • Gigabyte B650 AERO G – $269.99 US
  • ASRock B650 Steel Legend WIFI – $269.99 US
  • MSI MAG B650 Tomahawk WIFI – $259.99 US
  • Gigabyte B650 AORUS PRO AX – $259.99 US
  • ASRock B650E PG Riptide WIFI – $239.99 US
  • ASUS TUF Gaming B650-PLUS WIFI – $239.99 US
  • Gigabyte B650 AORUS ELITE AX – $229.99 US
  • MSI PRO B650-P WIFI – $219.99 US
  • ASRock PRO B650 PRO RS – $219.99 US
  • ASRock B650 PG Lighting – $199.99 US
  • ASUS PRIME B650-PLUS – $199.99 US

B650E & B650 mATX マザーボード:

  • MSI MAG B650M Mortar WIFI – $239.99 US
  • ASUS TUF Gaming B650M-PLUS WIFI – $229.99 US
  • Gigabyte B650M AORUS Elite AX – $199.99 US
  • MSI PRO B650M-A WIFI – $199.99 US
  • ASRock B650M PG Riptide WIFI – $189.99 US
  • ASRock B650M PG Riptide – $169.99 US
  • Gigabyte B650M DS3H – $159.99 US

B650E & B650 ITX マザーボード:

  • Gigabyte B650I AORUS Ultra – $269.99 US
  • MSI MPG B650I EGE WIFI – $239.99 US
  • ASUS PRIME B650M-A AX – $199.99 US

※ 画像をクリックすると別Window・タブで開きます。

 

ご覧の通り、どのマザーボードも約束された希望小売価格125ドルからではなく、B650Eチップセットを搭載したマザーボードでは449.99ドルという価格まで出てきている。

X670Eタイチは499.99ドルなので、ハイエンド製品ではX670EとB650Eの間に50ドルの差があることになる。

Gigabyteのマザーボードは、現在1つだけ159.99ドルで販売されているが、これはそのラインと同じくらい低いものである。

https://twitter.com/Buildzoid1/status/1579459580056436736?ref_src=twsrc%5Etfw

B650シリーズマザーボードは、間違いなくAM5ラインナップの大きな柱となり、AM4世代で見られたように、数年後に同じボードでRyzen 8000やRyzen 9000のCPUにアップグレードする人が現れるかもしれません。

しかし、100ドル以下のAM4ボードを買ったユーザーが、150ドル以上のマザーボードを買うのは、考えられないことでしょう。

ソース:wccftech – AMD B650E & B650 Motherboards Launched, Starting at $159.99 US With No Board At The Promised $125 US MSRP In Sight

 

 

 

解説:

日本のショップにはまだ影も形もありませんが、アメリカでは既に小売店にリストアップされているようです。

B650マザーボードのラインナップがその姿を現し始めています。

あと数日で日本でも販売されることでしょう。

B650のハイエンドモデルはX670のローエンドモデルと価格がバッティングしています。

どちらを購入するかはなかなか悩ましい問題と言えるのではないでしょうか。

B650のローエンドモデルは$160~で、現在の為替レートで日本円にすると23,200円からとなります。

ミドルからローエンドのモデルと考えるとなかなか厳しい価格ですね。

特に円が下がっている日本ではそうでしょう。

逆にミドルレンジを購入しているユーザーからするとX670/Eは明らかにオーバースペックでようやく買い時がやってきたという感じではないかと思います。

 

A620はいつになるのか?

A620はB650からチップセット側のPCIe4.0x4ダウンリンクがさらに減らされたものとされています。

PCIe5.0の対応は無いと思いますが、PCIe4.0には対応になるはずです。

A620は当初言われていた予定では、2022年Q4とされていました。

AM5のリリース全体が後ろに倒れたと思われますので、恐らくはX670/B650シリーズが7月前後で、Q4にA620+Rembrandtと言う予定だったのでしょう。

しかし、残念ながら予定通りにはなりませんでした。

2022年のCESではPhoenixPointがデビューするとされており、今からRembrandtをデビューさせるのはタイミング的になかなか厳しいものがあると思います。

B650の格安マザーはある程度ローエンド市場をカバーできると思います。

そう言ったことを考えるとA620投入の適切なタイミングは来年の6月前後になるのではないかと思います。

一緒にデビューするのがRembrandtになるのかPhoenixPointになるのかはわかりません。

しかし、2022年のCESでは鮮烈なデビューを飾るでしょうから、出来るだけPhoenixPointであって欲しいところです。

PhoenixPoint(もしくはRembrandt)とA620の登場によって、RX6500XT、RX6400XT、GTX1650/SUPER、GTX1630などの低価格帯のGPUはますます存在価値を失うことになると思います。

PhoenixPointもしくはRembrandt+A620で組む自作PCはイメージとしてはXbox Series S程度のゲーム性能になると考えてもらって差し支えないと思います。

今までの常識からするとまさに夢のような話ですが、そう言う時代がすぐそこに来ているということです。

Radeon 680M(Rembrandt内蔵GPU)の性能

SP数/
CUDAコア数
Time Spy
(DX12,WQHD)
Fire Strke Extreme
(DX11,WQHD)
Fire Strike
(DX11,FullHD)
Orange Room
(DX11,VR)
Phoenix Point内蔵
(Radeon 780M?)
1,536? ? ? ? ?
Radeon 680M
(Rembrandt内蔵)
768 2,347 3,330 6,726 3,469
Enhanced Vega8
(Cezanne内蔵)
512 1,420 1,846 4,535 2,250
Vega 11
(Picasso内蔵)
704 1,191 1,543 3,944 1,733
GTX1060 6GB 1,280 4,203 5,831 10,716 6,849
GTX1060 3GB 1,152 3,869 5,775 12,264 6,429
RX6500XT 1,024 4,972 6,768 15,527 8,096
RX6400 768 3,601 5,044 11,503 6,151
GTX1650SUPER 1,280 4,701 5,251 12,237 7,000
GTX1650 896 3,547 4,224 9,541 5,441
GTX1630 512 2,094 2,270 5,609 3,293
GTX1050Ti 768 2,356 3,630 7,708 3,939

Phoenix PointはRTX3060モバイルの下の方と同じくらいの性能があると言われています。

※ ノートPC向けGPUは筐体の排熱性能にも性能が左右されるためこのような表現を使っていると思われる。

Rembrandt内蔵のGPU、Radeon 680MもGTX1060と同じ性能があるとされていますが、実際には6割ほどの性能しかないことを考えると、1536SPと言うスペックから考えると、RX6500XTやGTX1650SUPERと同程度の性能になるのではないかと思います。

ゲームにもよりますが、FullHDで90FPS前後、WQHDで40-50FPS前後は出せるスペックと言うことになります。

A620やB650のMini-ITXと組み合わせると、PS5より小さく、Steamのゲームが遊べるゲームマシンが手軽にできそうですから、なかなか楽しみです。

※ ただし4Kは無理だと思います。

 

 

 

  • B!