AMD Radeon RX 6000「RDNA 2」のリフレッシュ・ラインナップに、Navi 2Xアーキテクチャを採用したRadeon RX 6950 XT、RX 6750 XT、RX 6650 XTの3つの新グラフィックスカードが加わる見込みであることが明らかになった。
AMD RDNA 2 Refreshの噂。Radeon RX 6950 XTは予定通り、RX 6750 XTとRX 6650 XTは2022年第2四半期に登場
ムーアの法則は死んでいる “のTwitterに投稿された最新情報では、AMDがRDNA 2 Refreshラインアップの一部として3つの新しいグラフィックカードを発表するとリークしています。
新カードには、以前リークされたRadeon RX 6950 XT、RX 6750 XTが含まれ、RX 6650 XTについても言及されています。
https://twitter.com/mooreslawisdead/status/1493378568637853697?ref_src=twsrc%5Etfw
また、価格差もわずかでしょうし、より高速なメモリチップの追加でTGPの数値も若干上がると予想されます。
これらのGPUは、数カ月後に発売されるIntelのハイエンドGPU「ARC Alchemist」と競合することになりそうだ。
Intelのパーツの性能はRX 6700 XTやRTX 3070 Tiレベルあたりで発売されると思われるので、RX 6750 XTと3070 Tiの16GBパーツはArcラインナップと戦う予定です。
解説:
RDNA2 Refleshは順調か?
かねてから話が出ていたRDNA2 Refleshの進捗状況はどうも順調なようです。
この辺は発売を無告知で取りやめ、その後一切公式からの音沙汰の無いRTX3090Tiとは対照的です。
RDNA2 Refleshは私はスペックを見たら意味が無いと思っていたのですが、どうも3DMark Hall of Fameで上位の記録を独占しているということも関係しているようですね。
前にも書きましたが、この結果は皮肉なことにCore i9-12900K/KFが発売されて、シングルスレッド性能が大幅に上がりスコアが伸びたことが大きな要因になっているようです。
だとするとCore i9-12900KSが発売されれば、また記録が伸びる可能性があるということになります。
AMDとしてはそこにRDNA2 Refleshをぶつけたいという考えなのだと思います。
ベンチマーク対策であれば、メモリ速度をギリギリまで詰めるのは納得できます。
世界記録を狙う人たちにとってはわずかの差も詰められるなら詰めておきたいでしょう。
冷却もLN2を使うのでしょうから、本当にギリギリの勝負と言うことになります。
こういうシビアな世界でRTX3090の記録が奮わないのは意外ですね。
RTX2080Tix2やGTX1080Tix4の記録を抜けていません。
この結果だけを見ると、やはりSamsungの8nmは間違いだったのではないかと思います。
まあ、nVidiaがRDNA2 VS Ampereで負けを認めるならば話は別ですが。
この流れが続くとOCerは記録を狙うならGeforceではなく、Radeonでとなってしまうでしょう。