NVIDIA「GeForce RTX 3090 Ti」カスタムモデルの生産がBIOSと設計の問題で停止と報告される

複数の情報筋によると、NVIDIAはボードパートナーに対して、発売予定のGeForce RTX 3090 Tiカスタムグラフィックスカードの生産停止を要請したとのことです。

NVIDIA GeForce RTX 3090 TiはBIOSとハードウェア設計に関連する問題があると報告、カスタムモデルの生産が停止されたとされる

TweakTownのソースとVideocardzのソースからの報告によると、NVIDIAはボードパートナーに対して、発売予定のGeForce RTX 3090 Tiカスタムモデルの生産を停止するように要請したようだ。

このグラフィックスカードは数週間前のCES 2022で発表され、NVIDIAは今月末に詳細な情報（スペック/価格/入手方法）を提供すると述べている。

AIBも独自のカスタムモデルを発表すると予想されていたが、この新しいレポートに基づいて、それはおそらく延期されるかもしれない。

Videocardzによると、NVIDIA GeForce RTX 3090 Tiの問題は、BIOSとハードウェア設計に関連しており、ソフトウェア関連の問題だけではなく、AIBがカスタムモデルを開発するために渡されるリファレンスPCB設計内の障害であることを意味しています。

NVIDIAは、Founders Editionのボード用に1つのPCBを作るだけでなく、AIB向けにリファレンスPCBを設計し、それをベースに独自のPCB設計を開発できるようにしているのです。

しかし、これはNVIDIAに有利には働かず、このPCBは現在、設計上の欠陥があるため、生産を停止する必要があります。

Videocardzによると、NVIDIA GeForce RTX 3090 Tiの問題は、BIOSとハードウェア設計に関連しており、ソフトウェア関連の問題だけではなく、AIBがカスタムモデルを開発するために渡されるリファレンスPCB設計内の障害であることを意味しています。

NVIDIAは、Founders Editionのボード用に1つのPCBを作るだけでなく、AIB向けにリファレンスPCBを設計し、それをベースに独自のPCB設計を開発できるようにしているのです。

しかし、これはNVIDIAに有利には働かず、このPCBは現在、設計上の欠陥があるため、生産を停止する必要があります。

以前のリークが正しければ、NVIDIAがGeForce RTX 3090 Tiに施した変更はいくつかあります。

フルGA102 GPUコアを搭載しているだけでなく、最大21 Gbpsの速度を持つデュアル容量2 GB GDDR6Xダイを利用する全く新しいPCB設計、非常識な450W TDP設計、さらにPCIe Gen 5インターフェースと電源コネクタ（16ピン）を搭載すると予想されます。

そのうちの1つがNVIDIAの計画通りにはいかなかったということだろう。

NVIDIAは、今のところこれらの報道を一切確認していないが、カード自体の発売や入手時期を公式に発表していないため、その恩恵は受けられる。

今月末にGeForce RTX 3090 Tiの詳細が発表されるとだけ発表され、それはまだ続くかもしれません。

リークされた発売日は、カードが1月27日に完全に発表されることを示唆しましたが、未発表のカードに関する禁輸とNDAは常に変更されます（ちょうど私たちが以前に見たAmpereカードの無数の仕様と同じように）。

ちょうど今日、EECでGigabyteがいくつかのカスタムモデルをリストアップしているのを見たので、それらが問題の影響を受けたロットの一部であるかどうか、リコールが必要な可能性があります。

NVIDIA GeForce RTX 3090 Tiグラフィックスカード仕様 – フルファットGA102 GPU & 24GB GDDR6Xメモリ

NVIDIA GeForce RTX 3090 Tiグラフィックスカードの心臓部には、GA102 GPUが搭載されています。

GA102は、ゲーミングセグメントに搭載される数多くのAmpere GPUのうちの1つです。

GA102 GPUは、NVIDIAが製造している最速のゲーム用GPUです。

このGPUは、NVIDIAのために特別に設計されたサムスンの8nmカスタムプロセスノードをベースにしており、合計280億トランジスタを搭載しています。

サイズは628mm2で、Turing TU102 GPUに次いで、これまでに製造されたゲーム用GPUの中で2番目に大きなものとなっています。

※　画像をクリックすると別Window・タブで学大します。

NVIDIA GeForce RTX 30「SUPER」シリーズ グラフィックスカード 仕様書：

ソース：wccftech – NVIDIA’s GeForce RTX 3090 Ti Custom Models Production Reportedly Halted Amidst BIOS & Design Issues

解説：

RTX3090Tiはリファレンスモデルのみに

誤解のないように書いておきますが、リファレンスモデルと言うのはボードだけで、外装やヒートシンク、ファンはAIBメーカー独自のデザインになります。

あくまでもボードのデザインが変更できないという話です。

1から設計したほうが、メーカーの独自色を出しやすく、OCのマージンなども取りやすいというだけの話です。

気にしない人は気にしないのでしょうが、RTX3090Tiはそのようなモデル展開になるようです。

Lovelaceのメモリがどのようになるのかわかりませんが、GDDR6Xを使うならば、AIBカスタムボードの展開には時間がかかるかもしれませんね。