Intel Alder Lake CPU用の安価なH670、B660、H610マザーボードがリーク、DDR5とDDR4フレーバーで近日発売予定

Intel Alder Lake CPU用の安価なマザーボードの選択肢を待っている方のために、まもなく複数のH670、B660、H610製品から選択できるようになります。

Intel Alder Lake CPU用のメインストリーム、低価格、エントリー層のH670、B660、H610マザーボードが掲載され、まもなく発売されます。

当初の第12世代のラインナップはハイエンドのアンロックSKUで構成されていましたが、2022年第1四半期にはNon-Kチップに加え、よりメインストリームやエントリーレベルの選択肢が市場に登場します。

Alder Lakeプラットフォームには、既存のZ690よりもはるかに低価格な、3つの新しいコンシューマーグレードのチップセットが搭載されます。

これらのチップセットは、H670、B660、およびH610の各マザーボードに搭載されます。

https://twitter.com/momomo_us/status/1470075473535275010?ref_src=twsrc%5Etfw

Momomo_USは、今後発売されるメインストリームおよびエントリーレベルのAlder Lakeマザーボードのリストを入手しました。以下にその内容をご紹介します。

ASUS 600シリーズマザーボードのラインナップ:

ASRock 600シリーズマザーボードのラインナップ:

MSI 600シリーズマザーボードのラインナップ:

Gigabyte 600シリーズマザーボードのラインナップ:

H610シリーズ以外のマザーボードは、メモリオーバークロック（XMP 3.0）をサポートします。

IOについては、H670は最大のPCIe Gen5スロット（x16またはx8/x8選択）を搭載しますが、それ以外のマザーボードはGen5スロットを1つ搭載します。

また、H610以外のマザーボードでは、CPU接続のNVMe（Gen4.0 x4）が搭載されます。DMIについては、H670ボードは4.0 x8リンク、B660とH610は4.0 x4リンクを搭載します。

第4世代では、H670は12レーン、B660は6レーン、H610は0レーンとなっています。

第3世代では、H670が12レーン、B660/H610が8レーンとなっています。

詳細なチップセット構成については、こちらの記事をご参照ください。なお、MSI製B660ボードの価格については、こちらの記事をご覧ください。

https://twitter.com/msigaming/status/1470015890712408065?ref_src=twsrc%5Etfw

このマザーボードは、Z690シリーズよりも低価格で、H610チップセットをベースにした100ドル以下の米国製オプションが期待できます。

>また、DDR5は現時点では高価すぎるか、深刻な供給問題を抱えているため、これらのマザーボードのほとんどがDDR4をサポートしていることも、格安および大量消費者市場にとって良い選択肢であることを意味します。

ASUS、MSI、Gigabyte、ASRock および Biostar などのマザーボードメーカーは、H670、B660 および H610 チップセットをベースにした新しい 600 シリーズデザインを CES 2022 で発表する予定なので、ご期待ください。

解説：

Intel600の低価格マザーボードラインナップがリークしました。

一般小売向けのデスクトップではいつも通り、H670/B660/H610の3種類となります。

OC機能が省略されているがZ690に比較的近い高機能のH670、標準的なB660、低価格なH610と言うラインナップです。

恐らく、特に安価なH610に期待されている方も多いのではないかと思います。

残念ながら、H610はPCI ExpressはGen3となっています。

また、GPUスロットへは8レーンと言うのも歴代のHx10シリーズを踏襲しています。

Z690は最安で27,000円台とちょっとお高いマザーボードでしたので、低価格版に当たるこの3種類のマザーを待ちわび居ていた方もいるのではないでしょうか？

ロックありモデルのAlderLakeと併せて、市場で大人気になると私は予想しています。

フラッグシップは大切だと思いますが、やはり売れるのはこういった普及価格帯のモデルでしょう。