GeForce RTX 3080Ti/3060のブランクスクリーン問題の修正
NVIDIAは、DisplayPortに接続されたモニターのバグを解決する2つのグラフィックスカードのファームウェアアップデートを静かに提供しています。
おそらく多くのユーザーは知らないと思いますが、GeForce RTX 30グラフィックスカードのうち2枚に、モニターのDisplayIDに関する問題が発生し、起動時に真っ白な画面が表示されることがあります。
どうやら、この問題はNVIDIAに知られており、彼らはすでに修正策を用意しているようです。
残念ながら、それにはファームウェアのアップデートが必要です。
つまり、このような問題に直面しているユーザーは、一時的な回避策を試して、自分が経験していることが本当に説明されている問題であるかどうかを確認するよう求められています。
もしそうであれば、NVIDIAは、vBIOSを自動的にアップデートしてこの問題を解決することができるはずのファームウェアアップデートツールを提供します。
これは、NVIDIAがResizableBARサポートのためにリリースしたものと同様のツールです。
NVIDIAは、このファームウェア・アップデートによる他の変更点を挙げていません。
DisplayID仕様は、強化されたディスプレイ機能を提供するものです。DisplayIDを使用するモニターとの互換性を確保するために、NVIDIA GPUファームウェアのアップデートが必要になる場合があります。
このアップデートを行わないと、DisplayIDを使用しているDisplayPortモニターに接続しているシステムでは、起動時にOSがロードされるまでブランク画面が表示される可能性があります。このアップデートは、起動時にブランク画面が発生する場合にのみ適用してください。
DisplayID用のNVIDIA GPUファームウェア・アップデート・ツールをダウンロードするにはここをクリックしてください。
NVIDIA GPUファームウェアアップデートツールは、ファームウェアのアップデートが必要かどうかを検出し、必要であれば、ユーザーにアップデートのオプションを提供します。
現在、真っ白な画面が表示されている場合は、ツールを実行するために、以下のいずれかの回避策をお試しください。
DVIまたはHDMIで起動する
別のモニターを使って起動する
ブートモードをUEFIからLegacyに変更する
別のグラフィックスソース(セカンダリまたは統合グラフィックスカード)を使って起動する
ツールのダウンロードが完了したら、ツールを実行し、画面の指示に従ってください。ツールを実行する前に、すべてのアプリケーションが終了していること、バックグラウンドでOSのアップデートが保留になっていないことを確認してください。
対象製品
GeForce RTX 30シリーズ
GeForce RTX 3080 Ti、GeForce RTX 3060
解説:
うちではDiplayPortでつないでないので関係ありませんが、RTX3080TiとRTX3060はDiplayPort接続で問題が発生しているようです。
起動時にブランク画面が表示されるということらしいですが、OSがロードされるまでと言うことであまり致命的な不具合ではないようです。
気が付かない人もいるんじゃないですかね。
この手の不具合はあまり報道されませんので、お知らせしておきます。
日本ユーザーは本当に情弱になってしまいますよね。
海外と比較すると日本語で流れてくる情報が少なすぎます。
軽微な不具合の割には修正にファームウェアのアップデートが必要なようで、現在準備中のようです。
うちはHDMI接続の4:2:2、HDR対応の4Kなのでこういった不具合があることすらも気が付きませんでした。
DiplayPortは割と不具合が多いなあと思います。