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アベンジャーズのPCゲームは、AMD FSRとNVIDIA DLSSのアップスケーリングの違いがよくわかります。『Necromunda: Hired Gun』はそうではありません。

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Marvel's Avengers」と「Necromunda:Hired Gun」は、NVIDIAのDLSSがすでに提供されていたゲームに、AMD FidelityFX Super Resolutionサポート(通称:AMD FSR)を最近追加しました。

両タイトルともに、グラフィックハードウェアに応じてゲームのグラフィック処理方法を選択できるようになりました。

この2つのタイトルをもとに、AMD FSRとDLSSの違いを調べてみると、「同程度」から「目に見えて悪い」までの幅があるようです。

Twitterユーザーの4r7hur氏(@KanaSaber)は、両モードに加えて「スタンダード4K」モードがビデオゲーム「アベンジャーズ」でどのように表示されるかの例を制作しました。

AMD FSRは、NVIDIA DLSSよりも目に見えて悪い(エイリアシングがシャープになるため、実際にはネイティブよりも良い場合もあります)。

また、キャラクターの髪の毛などのディテールを見ると、NVIDIA DLSSの方が良い品質を出していました。

なお、@KanaSaber氏の説明によると、使用しているモードはUltra Quality FSRモードではなく、通常のFSR Qualityモードだそうです。超画質FSRモードを使えば、DLSSの画質モードに近い別の結果が出力されるのではないかと推測されます。

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さらにAMDは、FidelityFXの超解像モードのソースコードを公開し、ユーザーが改変できるようにしました。

このように、ソースコードを公開してユーザーにアプローチするAMDの動きは、NVIDIAの技術との競争を激化させる可能性があります。

NVIDIAのDLSSモードとAMDのFSRモードのどちらであっても、次世代ゲームに関してアクセス性と互換性が向上することは、ゲーマーにとって素晴らしいことです。

次の10年に向けて、ゲームだけでなく日常生活においても、ユーザー体験を向上させる技術がさらに進化していくことでしょう。

YouTubeのインフルエンサーであるBack4BuckPC Gamerは、Necromundaを紹介しました。Hired Gun』は、AMD FSRとNVIDIA DLSSの両方を使用して4K解像度を処理することができます。

下のビデオでは、2つのモードを並べて比較することで、最上位のフォーマットの優先順位ではほとんど区別がつかないことがわかります。

Back4BuckPC Gamerは、AMDとNVIDIAの両モードによるグラフィックスの処理方法により、AMD FSRは、NVIDIA DLSSが必要としていたほどハードウェアをプッシュすることなく、より高品質でより大きな画像を生成する能力を表していたと述べています。

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ソース:wccftech - Avengers PC Game Shows Visible Differences Between AMD FSR And NVIDIA DLSS Upscaling, Necromunda: Hired Gun Does Not

 

 

 

解説:

nVidia DLSS  VS AMD FSRのわかりやすい比較結果が出る。

比べたゲームはAvengersとNecromunda: Hired Gunです。

Avengersは分かりやすい差が出て、Necromundaはそうではなかったようです。

Avengersで比較するとやはり優れているのはDLSSのほうで、こちらは設定によってはネイティブよりもかなり良くなる例があったようです。

上の記事の吊橋の縦に入っているロープ(?)や髪の毛のディティールなど、確かにDLSSの方がはっきりしています。

つり橋のロープが特にわかりやすいですが、FSRとネイティブはつぶれて表示されていませんが、DLSSはハッキリ表示されています。

これが自然かどうか迄はわかりませんが、絵的にはDLSSが「正解」だと感じます。

さすがDLSSは補正用の中間データを用意しているだけあり、ネイティブよりも画質が上になるというケースがあるようですね。

理論値を超えた性能を引き出す当たり、まさに「深層学習:超抽出」といった趣です。

FidelityFX Super Resolutionの方は画像が全体的にシャープにはなりますが、見てわかるほど画質が良くなる(ネイティブに対して違いが分かるほど良くなる)というところはよくも悪くも少ないようです。

FidelityFX Super Resolutionを直訳すると「解像度を超越した忠実度で未来を先取りする」と言うようなニュアンスになると思いますが、こちらも言葉通りの作用があるといってよいと思います。

DLSS2.2とFSR1.0の性能対決はDLSSの方に軍配が上がるようです。

中間データと専用のTensorコアと手間や専用の仕組みにシリコンを割いているのですから当然と言えば当然なのかもしれません。

この点に関してはnVidiaのほうがAMDのかなり先を行っているといってよいと思います。

 

Intelはどうするのか?

気になるのはXeがどうするのかです。

Xeのためのアップスケーリング技術はXeSSと言われています。

XeSSと言う名称を見ると、FSRよりもDLSSのほうが近いような印象を受けます。

IntelがFSRに興味を示しているというようなリークがありましたが、それは多分事実なのでしょう。

しかし、FSRの性能を見るとXeSSの性能次第ですが、自社技術にこだわる可能性も大きいのかなと感じました。

 

FSRには意味が無いのか?

答えはノーです。

PascalやTuring GTX、Polaris、Vega、RDNA1と言った旧世代のGPUの性能を底上げするのには十分な仕組みだと思います。

実装も簡単でライセンスも解放されていますので、対応するゲームは多いと思います。

ライセンスが解放されていますので、案外、スマホのゲームにも使われていくかもしれません。

DLSSが理論値を超えた性能を叩き出す、素晴らしい仕組みであることは確かです。

手間がかかりクローズドだが高性能なDLSSと安価で手軽で制限が無いFSRと棲み分けていくのではないでしょうか。

 

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