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AMD RDNA 3ベースの次世代Radeon RXグラフィックスカード用GPU「Navi 33」が80コンピュートユニットと5120コアを搭載可能に

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次世代AMD RDNA 3「Navi 3X」GPUにまつわる噂は、すでにウェブ上で広まっています。

Ampere GPUの正確な情報をリリースの数ヶ月前に掲載した信頼性の高いリーカー、KittyYuko氏が、次世代Radeon RXゲーミンググラフィックスカードに搭載されるAMDのNavi 33 GPUの最初の疑惑のスペックを掲載しました。

次世代RadeonRXグラフィックスカード用のAMDNavi 33 GPUは、80個のコンピューティングユニットと5120コアを備えたRDNA 3'GFX11 'GPUIPを備えていると言われています

KittyYuko氏によると、AMD Navi 33 GPUはNavi 21 GPUと同じスペックで、次世代GPU IPコア「RDNA 3」をベースにしたものになると言われています。

つまり、既存のBig Navi21(RDNA 2)GPUと同等の性能を将来のメインストリーム・グラフィックスカードで実現するということです。

しかし、AMD社がRDNA 3を搭載したRadeon RXグラフィックスカードで大幅な性能向上を約束していることを考えると、これは本当のことなのかもしれません。

仕様については、Navi 33がNavi 21と同様であれば、80個のコンピュートユニットが搭載され、AMDが既存のチップと同様にCUあたりのコア数を64SPに維持した場合、合計5120個のストリームプロセッサが搭載されることになります。

興味深いのは、以前の噂では、Navi 31 GPUも80個のコンピュートユニットを搭載するが、新しいRDNA 3 IPをベースにしていると示唆されていたことです。

今回の80個のコンピュートユニットの噂も事実のようですが、これはチップが提供する完全なスペックではありません。

AMD Navi 31チップは、MCMソリューションを採用し、デュアル80 Compute Unitチップレットダイを搭載し、それぞれに5120コアを搭載しています。

これにより、最大で160個のコンピュートユニットと10,240個のストリームプロセッサーが搭載されることになります。

もしこれが事実であれば(これまで以上にその可能性が高まっています)、80 CU Navi 33製品は間違いなく期待できるでしょう。

Navi 32のSKUは、最終的に120~140 CU程度になる可能性があり、これもマルチチップモジュール設計になるかもしれません。

これは、非常に重いGPUデザインを構成することになり、TSMCの5nmのような全く新しいプロセスノードをベースにすることも予想されます。

AMDは、次世代GPU用のアクティブブリッジチップレットソリューションの特許をすでに取得しています。

このソリューションは、キャッシュを内蔵し、Navi 3X(RDNA 3)GPUに搭載されている複数のダイを相互に接続します。

翻訳

RDNA3の最上位バージョンのことですか?
ああ、それはビッグバンになりますね。

翻訳

少なくとも来年末まではアンペアの寿命が延びるのではないだろうか。

Radeon RXグラフィックスカードのAMD RDNA 3「Navi 3」GPUラインナップは、Ada Lovelace GPUをベースにしたNVIDIA独自のMCM GPUと競合することになります。

現時点では、次世代の製品はまだ2022年末から2023年初頭まで期待できないので、この情報は少し割り引いて考えてください。

ソース:wccftech - AMD RDNA 3 Based Navi 33 GPU For Next-Gen Radeon RX Graphics Cards Could Feature 80 Compute Units & 5120 Cores

 

 

解説:

Navi3Xは通常のSP+NewIPか?

このような構成になるという話が出ています。

RX6700XTに相当するモデルに搭載されると思われるNavi33が5120SP+NewIPと言われています。

NewIPですので、RDNA2に加えられた新しい機能、レイトレーシングアクセラレーターのようなものかインフィニティキャッシュのようなものでしょう。

個人的にイメージとしてはキャッシュのようなものではなく、論理回路のようなものであると思いますが、IPと言う言葉の意味にはキャッシュやメモリも含まれているようです。

Navi3XからMCM構成になることを考えると、最上位のNavi31は2チップ構成の10240SP+NewIPになるという可能性が非常に高いと言えるでしょう。

つまり、少なくともRX6900XTの倍以上の性能になる可能性が非常に高いということになります。

 

問題は発売時期

素晴らしい性能になると思われるNavi3Xシリーズですが、発売時期が2022末-2023初頭と大幅に後ろにずれました。

元記事の最後の方にある画像を見ると2021年内に発売されるような書かれ方をされているので、スライドが作られた後に後ろにずれたということになるのでしょう。

2022年にはnVidiaの次期Geforce Ada Lovelaceが登場すると言われています。

こちらも恐らく5nmで製造されると思われるMCMです。

同世代の製造技術で作られるとRadeonは常にGeforceに後れを取ってきましたので、今回も厳しいのかなと言う印象をぬぐえません。

このあたりの問題に関しては今後どうなるのか引き続き追っていきたいと思います。

 

 

 

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※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。

 

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