NVIDIA Ampere GA106 GPUの写真
VideoCardzではGA104のGPUをいち早く紹介していたので、いよいよGA106の登場だ。
NVIDIAは、2月末までにGeForce RTX 3060グラフィックスカードを発売する予定だ。
このグラフィックスカードには、GA106と名付けられた新しいGPUが搭載される。これは、GA100、GA102、GA104に続くNVIDIA Ampereファミリーの4番目のメンバーとなる。
下の写真のGPUはコードネームがGA106-400となっており、
実際のフルチップとなる。NVIDIAは当初、3840個のCUDAコアを搭載したRTX 3060を発売する予定だったが、発表が近づくにつれ、メーカーはRTX 3060が3584個のコアを搭載したGA106-300を代わりに使用することを決定した。
これは、GPUが400とラベルされている写真がある理由です – これは、初期のエンジニアリングサンプルであり、これがカードの元の構成であることを証明するものです。我々はGA106-300の写真も持っていることに注意してください、それらは同じように見えます。
NVIDIA GeForce RTX 3060 は、16 Gbps で動作する K4ZAF3258M-HC16 メモリを搭載します。
モジュールは全部で6つあり、それぞれ2GBのメモリを搭載する。GA104とGA106のGPUは同じパッケージサイズを使っているようなので、ピン互換性がありそうだ。
これにより、AIIBの開発コストが大幅に削減される。メモリスロットが2つ空いているのもこのためだ。GA104 GPUを搭載したRTX 3060 Tiは8スロットすべてを利用しているが、メモリは1モジュールあたり1GB、速度は14Gbpsに制限されている。
つまり、RTX 3060 Tiはもちろん、将来的にはGA106 GPUを搭載すると噂されているRTX 3050 Tiにも採用しやすいボードと言えるだろう。
NVIDIA GA106-400 GPU ソース:VideoCardz
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測定してみたところ、GPUはダイサイズが276mm2になるようです:
Turing GPUと比較すると、GA106はTU106(445mm2)よりも目立って小さく、TU116(284mm2)よりも少しだけ小さい。
nVidia Ampere GPU
GA102 | GA104 | GA106 | TU106 | |
アーキテクチャー | NVIDIA Ampere |
NVIDIA Ampere |
NVIDIA Ampere |
NVIDIA Turing |
製造プロセス | 8nm SAMSUNG |
8nm SAMSUNG |
8nm SAMSUNG |
12nm TSMC |
ダイサイズ | 628 mm2 | 392mm2 | ~276 mm2 | 445 mm2 |
トランジスタ数 | 283億 | 174億 | 不明 | 108億 |
CUDAコア数 | 10752 | 6144 | 3840 | 2304 |
Tensorコア数 | 336 | 192 | 120 | 288 |
RTコア数 | 96 | 48 | 30 | 36 |
メモリバス幅 | 384-bit | 256-bit | 192-bit | 256-bit |
ソース:Videocardz.com – NVIDIA Ampere GA106-400 GPU pictured
解説:
いよいよ姿を現すGA106
二月下旬の発売に向け、いよいよリークにその姿を現すようになりました。
上位のGPUはあこがれもあって注目度が高いですが、実際にはいつもGP106やTU106/116を買い続けて、今回のAmpereもGA106を買うと決めている人もいるのではないでしょうか。
そういう点で最も現実的な購入対象になるGPUと言ってもよいでしょう。
今回のリークではGA106-300-A1の写真がリークしています。
比較対象としてGA104-400の写真が隣に乗っています。
GA106はGA104を上下を切って、横長になったような印象です。
ダイサイズとしてはTU106よりは明確に小さく、TU116よりは若干大きいので、どちらかと言えばTU116に近いなのかなと思います。
12GB版は4-5万円台、6GB版があるとしたら4万円前後になるのかなと思います。