AMDは、新製品「Ryzen PRO 4000Gシリーズ」プロセッサの価格を確認した。リストでは、Ryzen 7 PRO 4750G(E)、5 PRO 4650G(E)、3 PRO 4350(GE)が搭載されている。
AMDがRyzen 4000Gシリーズの価格を公開
7nm Zen2コアを搭載した8コア16スレッドAPU(4750G)の価格は309ドルで、Ryzen 7 3700X(同じく8コアプロセッサだが、Vegaグラフィックスを内蔵していない)より20ドル安い。
6コア/12スレッドのRyzen 5 PRO 4650Gは209ドルで、iGPUのサポートを欠くRyzen 5 3600よりも10ドル高い。
一方、最も安いモデルのRyzen 3 PRO 4350Gの価格は149米ドルです。
価格はGシリーズ(65W)とGEシリーズ(35W)の両方の価格であり、OEMとシステムインテグレータのみを対象としていることに注意してください。な
お、リストにはRyzen 4x00Gシリーズ(PROではない)は含まれていない。
価格表では、統合グラフィックスのネーミングも確認された。デ
スクトップ向けの「ルノアール AM4」シリーズには、Radeon Graphics 8、7、6が搭載される。
AMDは、DIY市場向けの新しいAPUを(いずれは)持ってくることをHardwareLuxxに確認している。
AMD Ryzen 4000Gシリーズは現在、500シリーズのマザーボード(B550/X570)でのみサポートされている。
声明では、次世代APUが400シリーズでもサポートされることを確認したが、現時点で不明なのは、同じSKUがサポートされるかどうかという点だ。
AMDは
“我々のロードマップ全体を公開することはできない。400シリーズと500シリーズの両方のマザーボードに来る次世代APUがあります(…)今日の発表(…)を、我々がコンシューマー向けマザーボードのためにやっていない何かのように受け取らないでください」と述べた。
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ソース:videocardz.com – AMD confirms Ryzen 7 PRO 4750G costs 309 USD
解説:
AMDが公式に8コア16スレッドのRyzen 7 PRO 4750Gの価格が309であることを確認したとのこと。
注目なのは、Ryzen 7 3700Xが$329となっていることです。
基本的にはRyzen 7 3700Xより安いが、日本での価格はほとんど変わりません。
当初はバルクのみの流通になっていますが、どのくらいの数が出回るのかは不透明で、継続的に売られるかも不透明です。
バルクは割高になる?
Renoirはパッケージ版が出るのかどうか不透明と言われています。
恐らく、最初はOEMに流しているバルク版をそのまま売ることになると思います。
このバルク版は初物価格であることも併せて、おそらく割高になるものと思います。
PCI Express3.0であること、CPUクーラーが付属していないことも考えると、価格的には見るべきところは無いと言うことになりそうです。
Renoirの各モデルの存在価値が出てくるのはノーマルRyzen4000シリーズが発売されて、OEMの需要が確定してからと言うことになりそうです。
そこまでいけば、おそらく価格的にもこなれているでしょう。
価格的に面白くなりそうなのはすでにツイートしていますが、
https://twitter.com/KotoriKanase/status/1285898718097506304
こちらのAPUと言うことになりそうです。
上は Athlon Gold Pro のProが抜けています。
こちらも当初はOEMのみになりそうな感じです。