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intel、Alder Lakeがハイブリッド・コア/Atomアーキテクチャを採用していることを確認

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Intel、Alder Lake Intelプロセッサファミリのサポートを追加するLinuxパッチを公開。

Intel、Alder LakeがハイブリッドAtom/Coreアーキテクチャであることを確認

これは、Intel Alder Lakeシリーズが、後者がAtomから派生したBigとSmallのコアアーキテクチャを搭載することを確認したもので、Intelの従業員からのコメントが示唆しているようだ。

+/* Hybrid Core/Atom Processors */
+
+#define INTEL_FAM6_LAKEFIELD 0x8A
+#define INTEL_FAM6_ALDERLAKE 0x97

コードが明らかにしているように、Alder Lakeは、超低消費電力デバイス向けにリリースされたばかりのLakefieldシリーズに続く、Intelの2番目のハイブリッドアーキテクチャとなる。

LakefieldはFoverosのダイスタッキング技術を採用しているが、今のところAlder Lakeにもそのような技術が採用される可能性があるとの噂は出ていない。

Intel Alder Lakeは現在、最初の10nmメインストリームデスクトップシリーズと噂されている。

それはまた、Gracemontの小型コアとペアになった新しいコアデザイン(Golden Cove)を使用するだろう。

さらに、CPUには統合されたXe Graphicsが搭載される。

同シリーズは、Intelのデスクトッププロセッサ用の新しいソケット「LGA1700」を導入する。

この新しいプラットフォームは、PCIe 4.0とDDR5テクノロジーの両方をサポートすると予想されている。

来る第11世代Coreシリーズ(Rocket Lake)は、新しいコアアーキテクチャ(Willow Cove)をもたらすとはいえ、14nm製造プロセスに頼ることになるだろう。

つまり、Alder Lakeは、Intelにとってここ数年で最大のアーキテクチャ改善になると予想されている。

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INTELメインストリームCPUシリーズ スペック

Coffee Lake-S Comet Lake-S Rocket Lake-S Alder Lake-S Meteor Lake-S
発売年 2018 2020 2020 2021 2022-2023
製造プロセス 14nm 14nm 14nm ? ?
アークテクチャー Skylake Skylake Willow Cove (?) Golden Cove + Gracemont ?
最大コア数 8コア 10コア 8コア 16コア
(Big8コア+
Litttle8コア)
?
ソケット LGA1151 LGA1200 LGA1200 LGA1700 LGA1700
サポートメモリ DDR4 DDR4 DDR4 DDR5 DDR5
PCI Express PCIe 3.0 PCIe 3.0 PCIe 4.0 PCIe 4.0 ?
世代 8th/9th Gen Core-S 10th Gen Core-S 11th Gen Core-S (?) 12th Gen Core-S (?) ?
チップセット Intel 300 (eg. Z390) Intel 400 (eg. Z490) Intel 500 (Z590) Intel 600 (eg. Z690) (?) ?

ソース:Videocardz.com – Intel confirms Alder Lake is using Hybrid Core/Atom architecture

 

解説:

Alder Lakeのbig LittleはCore+Atomであることを確認

残念なお知らせと言うことでしょうか。

Alder LakeのハイブリッドテクノロジーとはCoreアーキテクチャーとAtomの組み合わせであることが確認されました。

理由は今までさんざん書いてきましたが、IPCが増強されたbigコアのダイ面積が大きくなりすぎたことだと思います。

そのため、マーケティング上の理由でAtomを無理やりくっつけたというのが正しい解釈でしょう。

ここまでして16コアにする理由があったのかどうかは疑問ですが、Intelのアドバンテージである拡張命令をオフにして、ハイブリッドテクノロジーを有効にして、ヘテロジニアス構成の16コアにする必要があるのかどうかは疑問です。

人間は今までなかったものに対しては攻撃的になるものですが、それを差し引いてもAtom8コアは本当に必要なのか?と疑問に思います。

AMDの16コアモデルに対するマーケティング上の仕様であって、あまり意味があるようには思えません。

Intelのことなのでソフト面で何とかするのかもしれませんが、Atom部分の8コアに割り振られるとかえって遅くなるのではないかと今から心配になってきますね。

Cinebenchなどはシングルスレッドベンチでも綺麗に一つのCoreに割り振っているわけではないので、かなり影響が大きそうだと思います。

Intelは16コアなんてデスクトップには必要ないと考えているのかもしれませんし、big Little構成を使って性能を出す何らかの方法があるのかもしれませんが(笑、もしそうでなかった場合、ユーザーからの評価がちょっと厳しくなるのではないかと思います。

口の悪い人からは「16コアのうち8個はゴミのCPU」などと言われそうです。

 

ゲーム用CPUとしてはどうか?

恐らく、ゲーム用のCPUとしては同世代のRyzenとそん色のないものになると思います。

ただし、「クロックが上がれば」です。

しかし、マルチスレッド性能ではほぼ、ボロ負けすることは確実であり、ドブに捨てた8コアの代わりにシングルスレッド性能をどこまで高めることが出来たのかで評価が分かれると思います。

現在、Ryzenの爆発的な人気に伴って新作のAAAタイトルはマルチコアに最適化されていくと思います。

今後出る新しい超大作ゲームではRyzenとIntelで露骨な差がついてしまうかもしれません。

また、今一つ心配なのは、DDR5、ハイブリッドテクノロジーとあまりにも初物が多いところです。

Intelは割と初物では順調にコケて来たので、今から心配になってきます。

一つ安心できるのはRocket LakeでPCIe4.0の実装を済ませてしまっているところでしょうか。

 

  • B!