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Apple、独自のAシリーズシリコンを搭載したARMベースのコンソールを開発中との噂

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AppleがWWDC 2020の基調講演で、将来の製品のためにIntelからAシリーズチップへの移行を発表した後、同社が取り組んでいる未発表のプロジェクトが他にもあるようです。

あるタレコミによると、Appleは、A12X Bionic SoCを搭載した2020年に発売予定のApple TVからインスピレーションを得ている可能性があります。

AppleのARMベースのコンソールは、没入感のある独占タイトルを提供することで、Apple Arcadeのユーザー数を増加させる可能性があると言われています。

MauriQHDのツイートによると、同社はARMベースのコンソールに取り組んでいると言われていますが、このツイートはAppleが独自のハードウェアへの切り替え計画を明らかにした直後に公開されたものなので、ちょうど良いタイミングです。

しかし、カスタムARMチップに切り替える製品の最初の作物は13インチのMacBook Proで、その後にMacBook AirなどのMacが続くことになります。

おそらくその後、AppleはARMベースのコンソールでの作業を再開すべきかどうかを確認することになるでしょう。

A12X Bionicとどのように強力でコンパクトなApple TV 6専用の冷却ソリューションのおかげになりますを見て, それは可能性よりも多くのアップルは、コンソールをテストアウトするときに同じデザインを採用しています。

また、AppleはApple TVのために専用のゲーミングコントローラの開発にも取り組んでいると言われており、既存のユーザーにApple Arcadeサービスをより快適に使ってもらうためだけでなく、ゲーム機への足がかりになるように作られる可能性もあります。

https://twitter.com/MauriQHD/status/1281995054786150400?ref_src=twsrc%5Etfw

AppleはすでにApple TVのために既存のハードウェアを使用しているため、ARMベースのコンソールを設計するときのように大量のリソースを投入する必要はありません。

2020年の「Apple TV」と「Apple Arcade」が短期間でどれだけの人気を得るかによって、AppleはARMベースのコンソール開発計画を完全に中止するか、あるいは意欲的に再開するかのどちらかになるでしょう。

Appleがゲーム市場に興味を持っていることを示すために、同社は「ゲームに特化した」Macの開発に取り組んでいるとも噂されています。

巨大なテック企業が他の事業に進出するのはエキサイティングなことのように聞こえますが、まだ多くの未回答の質問が残っています。

その一つは、このARMベースのコンソールはどのようなオペレーティングシステムで動作するのか、それともこのプラットフォームのために開発された、人々が楽しめるような独占的なゲームタイトルがあるのか、ということです。

まだまだ多くの情報が明らかにされていませんので、この噂は今のところ塩をひとつまみ入れて扱うことが重要です。

あなたは、Appleがマイクロソフトやソニーの製品に対抗するために、独自のARMベースのコンソールを開発するのを見てみたいと思いますか?コメントで教えてください。

ソース:wccftech – Apple Rumored to Be Working on an ARM-Based Console Most Likely Featuring Its Own A-Series Silicon

 

解説:

AppleがARMベースのゲーム機を計画か?

Appleは任天堂を買収すべきと言う意見がアメリカのメディアで出たことがありますが、ついにARMベースの据え置きゲーム機の話が持ち上がってきました。

 

ゲーム機は性能が大事なのではなく、プラットフォームがどれだけ普及しているかが大事

近年のゲーム開発には莫大な金がかかるため、性能よりもどれだけ普及しているかが大事になります。

PUBGも出た当初はそれなりの性能のゲーミングPCが必要でしたが、今はLite版もありますし、Mobileもあります。

もちろんスマホ向けのタイトルにするときは操作性を大きく変えざるを得ず、それがゲーム性に多大な影響を与え、あれは元のゲームではないと感じるゲーマーも多いと思います。

しかし、それでも「売れる」と言うことがゲームの開発会社にとっては何よりも重要です。

ゲーマーはゲームに過剰に思い入れなどの精神性を求めますが、作る側としては自分の社員を「食わせていくこと」や自社が利益を出すことが何よりも重要です。

この温度差はしばしばユーザーとの軋轢を生みます。

もちろん適当に作ったゲームを売るのは論外ですが、そうせざるを得ない責任の一端は違法コピーなどに安易に走るゲーマーの側にもあると言うことは胸に止めておいてほしいかなと思います。

 

話が横道にそれました。

Appleが新しいゲーム機の発売を予定しているようです。

売れるかどうかの様子見をする、特に新たに資金を投じて開発するつもりはなく、既存のハードを流用するというような表現が用いられていますが、iOS用に作られたゲームが流用でもできない限りなかなか普及させるのは難しいのかなと思います。

任天堂などはいくつものキラータイトルを持ち、ディズニーを凌ぐほどのキャラクター資産を持っていますし、ソニーは互換性を維持して強力なソフト資産を継承しています。

しかし、Appleは中途半端にソフト資産を持っているため、iOS用のゲームを流用できたとしても大半がスマホ・タブレット向けのゲームでタッチパネル前提の操作性ではゲーム性が特殊になりますし、それ以外のタイトルを一から作るのではかなりの資金を投じなくてはなりません。

ARMのSoCを使うのであれば、据え置きのゲーム機としては性能はかなり弱い方でしょう。

よって、ゲーム機としてのポジションとしてもかなり弱いです。

そのうえ、Apple TVとApple Arcadeの二つがどのくらい成功するかの様子を見ると言った感じではなかなか成功させるのは難しいのではと思います。

 

尤も私は、ギリギリまで本体の原価を下げ利益はソフトのロイヤリティで稼ぐ、キラータイトルを用意してスタートダッシュを決めるというゲーム機業界の勝利の方程式を見すぎているため、Appleが今から全く別のマーケティングをして成功させる可能性は0ではありません。

しかし、今から他の事業の片手間に新しいゲーム機を立ち上げるつもりならば、私から見るとJaguarや3DOのように無残に失敗する未来しか見えません。(笑

 

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