任天堂のハイブリッドゲーム機「Nintendo Switch」の販売が急増し、全世界で5,577万台の販売を達成しました。
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteを含むNintendo Switchファミリーの昨年の販売台数は2,103万台で、前年比24.0%増を反映していますが、これはSwitch Liteの発売やCOVID-19の流行による需要もあったと思われます。
ソフトウェアの販売本数は、前年比42.3%増の1億6,872万本となり、Nintendo Switchの生涯ソフトウェア販売本数は3億5,624万本となりました。
※ 生涯ソフトウェア販売本数(lifetime software sales)とは累計のソフトウェア販売本数を指しているものと思われる。
また、「とびだせ どうぶつの森」や「New Horizons」などのベストセラーゲームも好調に推移しています。
この数字は、Nintendo Switchを失敗したWii U、ゲームキューブ、Nintendo 64、SNESよりも優位に立たせています。
スイッチはファミコンにもすぐに近づいており、任天堂がこれまでに生産した家庭用ゲーム機の中で、オリジナルのWiiに次いで2番目に売れたゲーム機になるために、その座を奪うことになるでしょう。
ソース:techpowerup – Nintendo Switch Sales Surge Surpassing SNES, N64, GameCube & Wii U
解説:
Nintendo Switchの売り上げが急増する
コロナウィルスの影響により、世界的に外出を控える傾向が強くなり、Nintendo Switchの売り上げが急上昇したとのこと。
Nintedo Switchはコロナウィルスの影響によって生産数が下がって品薄になり、再び転売の対象になってしまいました。
マスクの転売を見てもわかる通り、もはや、転売は完全に社会悪として広まってしまいました。
商売というより迷惑行為という共通の認識が出来上がってしまいました。
上の通り、amazonでは5万円近くの転売品しか出回っていません。
一刻も早く、生産数が復活し、こうした高額の転売品を一掃してほしいところです。
悪いことにコロナウィルスによってゲーム需要が増大したため、さらに価値が上がってしまっています。
生産数が落ちたにも関わらず、売り上げ自体は上がっており、歴代の任天堂ゲーム機の売り上げをしのぐハイペースで急増しているようです。
任天堂で一番売れたゲーム機はWiiですが、もう少しでWiiを抜くところまで来ているようですね。