噂の2020年4月に発売予定のIntelの第10世代Core “Comet Lake-S”デスクトッププロセッサの製品コードは、momomo_usの好意によりWebに流出しました。
ラインアップには22の個別のSKUが含まれていますが、これらすべてが4月に利用可能になるかどうかは不明です。
4つの10コア/ 20スレッドSKUがあります:i9-10900K、i9-10900KF、i9-10900、およびi9-10900F。
末尾「K」はロック解除された製品を示し、末尾「F」は統合グラフィックスがないことを示します。
末尾「KF」は、ロックされておらず、iGPUがないSKUを示します。
同様に、4つの8コア/ 16スレッドCore i7 SKU、i7-10700K、i7-10700KF、i7-10700、およびi7-10700Fがあります。
6コア/ 12スレッドのCore i5ファミリには、i5最上位モデルi5-10600Kとその兄弟であるi5-10600KFおよびi5-10600の他に、いくつかのSKUがあります。
これらには、i5-10500、i5-10400、およびi5-10400Fが含まれます。
クアッドコアCore i3ラインナップには、i3-10320、i3-10300、およびi3-10100が含まれます。
前者の2つには8 MBのL3キャッシュがあり、i3-10100には6 MBのL3キャッシュがあります。
エントリーレベルのPentium SKUには、G6600、G6500、G6400、G5920、およびG5900があります。
個々のS-Specコードは、以下の表にリストされています。
ソース:techpowerup – Intel 10th Generation Core “Comet Lake-S” Desktop Processor Boxed Retail SKUs Listed
解説:
Comet Lake-SのSKUリストが流出
4月に発売が予定されているComet Lake-SのSKUリストが流出しました。
最上位のi9は4つのSKUがあるようです。
そのうち人気のロック解除モデルはCore i9-10900KとCore i9-10900KFの2つのモデルが存在するようです。
第9世代ではCore i9-9900KFは後から出回りましたが、いったんポリシーを曲げてF付モデルを出したからには今回に関しては供給を絞るような真似をする理由がないので最初から発売される可能性が高いのかなと思います。
ロック解除モデルを求める人の用途として、GPUはあってもなくてもほとんど同じですので、そのほうが需要に応えることができるのではないかと思います。
もっとも、今回の第10世代はAMDのRyzenと比較するとラインナップが弱いため、どれだけの人がIntel製品を求めるかという問題もあります。
Core i9-9900K発売時にCPUが品不足になったため、マザーボードと同時に入手ができずにAMDプラットフォームに移ってしまった人もそれなりに居るのではないかと思います。
今回はそういったことは無いようにと願わずにはいられません。
いずれにしても4月には「最後のSkylakeアーキテクチャー」のデスクトップCPUが発売されそうな気配です。