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NVIDIA CEO、レイトレーシングなしでGPUを購入するのはクレイジーだと発言。2019年、GeForce RTXはAMD Radeon RXよりも優れた選択だとほのめかす

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NVIDIAは、数日前に市場の期待を上回る最新の収益を発表しました。 NVIDIAのCEOであるJensen Huangは、決算報告のQ&Aセッションで、2019年にレイトレーシングをサポートしていないGPUを購入するのはおかしいと述べました。

NVIDIA CEOが2019年に非レイトレーシンググラフィックスカードの購入をこう呼ぶ–「クレイジー」– GeForce RTXがAMD Radeon RXよりも優れた選択だと意味する

前四半期には、NVIDIAのGeForce RTXの需要が増加し、結果はゲーム部門のみで27%増加した結果を財務レポートで確認できます。 2020年。

ゲーム市場の成長は、主流のGeForce GTXパーツの発売や、それぞれの先行モデルと同じ価格でより多くのパフォーマンスを提供する新しいGeForce RTX SUPERカードの発売など、いくつかの要因によるものです。

 

一般的にレイトレーシングの利点について話している間、NVIDIA CEOは、レイトレーシングで現在GPUを購入するのはおかしいと暗示しました。

完全な見積もりは次のとおりです(こちらの完全なWebキャストをご覧ください)。

 

SUPERは素晴らしいスタートを切りました。この時点で、新しいグラフィックカードを購入し、レイトレーシングを行わないために過去2、3、4年に行くというのは当然の結論です。

レイトレーシングコンテンツが出てくるだけです。

そして、SUPERのパフォーマンスと、レイトレーシングハードウェアを備えているという事実によって、来年のすべてに非常に適切な位置を占めるでしょう。

-Jensen Huang(NVIDIA CEO)

ここで、レイトレーシング機能を持つということは、レイトレーシングがないグラフィックカードより魅力的なものになるという事実について、ジェンセンの主張に同意したいと思います。

レイトレーシングのサポートを特徴とするタイトルがいくつかあり、レイトレーシングをサポートする作品には多くのAAAタイトルがあります。

しかし、レイトレーシングの主な側面は、次世代のコンソールではPS5とXbox Scarlettの両方がレイトレーシングをサポートするため、業界標準になることです。

これにより、開発者はレイトレーシング機能を使用してゲームの外観をより良くすることができます。これらのゲームもPCに搭載されるため、適切なレイトレーシングをサポートするグラフィックカードが不可欠です。

NVIDIAのCEOは、RTX 20シリーズカードが2020年まで存続することを意味する来年のすべてのカードに対して、カードが適切に配置されることを示唆しています。

同時に、ジェンセンは、GeForce RTXカードでレイトレーシングを使用すると、RDNAアーキテクチャを備えたAMDのRadeon RX 5700シリーズよりもはるかに優れた選択になることを示唆しています。

AMDのRDNAは、レイトレーシングを使用して次世代コンソールにも性能を供給していることに注意してください。

詳細をフォローアップしている場合、AMDのRadeon RX 5700シリーズ用の第1世代RDNAアーキテクチャはレイトレーシングサポートを備えていませんが、第2世代RDNAアーキテクチャは備えています。

これは、次世代コンソールが第一世代ではなく、第2世代のRDNAによって強化されていることを示しています。

また、AMDにはハイエンドのNavi製品が開発中であり、最終的に第2世代RDNAを使用する場合は、デスクトップPCでNVIDIAのハイエンド製品と同等のレイトレーシングをサポートします。

間違いなく、レイトレーシングをサポートすることは、アーキテクチャと機能の面での主要なプロです。

次世代のAAAタイトルの将来の証拠となり、開発者は既にハードウェアレベルで適切なレイトレーシングをサポートするグラフィックカードに最適化されたエンジンを作成しています。

それだけではありませんが、ジェンセンの発言にも少し賛成できないところがあります。

レイトレーシング以外のGPUの購入がすべて間違っているわけではありません。

NVIDIA自体には、TuringベースのGeForce GTXクラスのグラフィックスカードがあり、メインストリームと低価格帯の製品を対象としています。

「CRAZY」ではなく、ハイエンドのRTXクラスのグラフィックカードに予算があるユーザーにとっては素晴らしいオプションだと思います。

NVIDIAは、トップからボトムまでのグラフィックカードのラインアップ全体でレイトレーシングをサポートしている場合、RTX以外のグラフィックカードを購入するのはおかしいと言えますが、そうなるまでは予算内で優れたパフォーマンスを発揮するGTXカードが、それほど悪い選択とは言えないでしょう。

ソース:wccftech  - NVIDIA CEO Says It’s Crazy To Buy A GPU Without Ray Tracing In 2019, Imlpying GeForce RTX A Better Purchase Than AMD Radeon RX

解説:

nVidiaのCEO「革ジャン」ことジェンセン・ヒューがレイトレーシング搭載以外のGPUを買うのは「狂った選択」だと言ってます。

もちろん自社製品のためのポジショントークなのですが、元記事の後段でもTuring世代のGTXシリーズもあるから、そんなに悪い選択じゃないと言っています。

nVidiaはAMDの社内コードネームで「nVidiaキラー」とは呼ばれる製品の存在が明らかになってから、何か必死になっているように見えます。(笑

第二世代のRNDA製品はレイトレーシングをサポートし、性能もかなり上がると思われます。

何より、製造プロセスが7nmですので、本質的にはnVidiaより有利です。

nVidiaの方が設計が優れていますので、12nmでも互角以上の競争になっていますが、同等レベルの設計ならば、nVidiaの方が不利というのは言うまでもありません。

「nVidiaキラー」コードネームにAMDの自信を感じ取って危機感を募らせているという風に私は感じます。

 

また、日本の各メディアでは触れていませんが、サムスンの7nmEUVがきちんと立ち上がるのかという問題もあります。

8/10日経・・・ サムスン、ベルギーから半導体材料 調達で代替ルート

8/12(韓国MBN)・・・パク・ジェグン教授「ベルギーの物量の確保は誤報」...日本の企業は、迂回輸出も辞さ

上の記事は8/10に日経がサムスンがベルギーから半導体の材料を調達と報じましたがその二日後、日経のソースであるパク・ジェグン教授自身が韓国の毎日放送(日本の毎日グループとは無関係)から日経の記事は誤報でそんなことは言ってない。日経の記者とはあってもいないと言っています。

また、ベルギーは韓国をホワイト国に指定しておらず、日本から輸入できないのであれば、同レベルの手続きが必要とされるベルギーからの輸入するのは難しいのではないかと思います。

こんな風に韓国がらみのニュースに関してはマスコミが全くあてになりませんので、今後どうなるのかは注目です。

日経のような専門紙に近いメディアならば情報はきちんと流してほしいと思いますが、今の日本のマスコミにそれを要求するのは無理なんでしょうかね。

正直、嘘が多すぎてイライラします。(笑

もし仮にサムスンの7nmEUVがきちんと立ち上がらなかった場合、RTX3000シリーズの発売にも赤信号が灯るということになります。

今のところ半導体の世界からはそうしたニュースが入ってきていませんので、断言はできませんが、私が調べた限りでは、サムスンが7nmEUVを計画通りに立ち上げるのは難しいように感じます。

この辺の情報の鮮度に関しても私は最先端を走っている自覚がありますが、もし確定的な情報をお持ちの方がいたらソース付きで教えてください。

ない場合は残念ながら嘘だらけの状況なので、記事を書くにあたっての判断材料にはできません。

断言はできませんけど、もし仮に私の予測が当たっていればとんでもないことになるのは理解していただけると思います。

※ 8/20 追記

半導体材料の輸出許可 日本、2度目と韓国報道

フォトレジストの2回目の輸出許可が出ました。

フッ化水素酸とフッ化ポリイミドに関しては依然として許可が出ておらず、この2つの物質の取り扱いには問題があったことが伺えます。

レジストだけ手に入っても他が手に入らないと半導体の製造は出来ないので意味がありません。

一説によるとフォトレジスト、フッ化水素酸とフッ化ポリイミドのうち問題を分かりやすくためにわざと問題の無い物質(フォトレジスト)を入れたのではないかと言われています。

輸出許可が出るものと出ないものを混ぜることによって、対外的に何が問題なのかをはっきりさせる意図があったのではないかと言われています。

サムスンの顧客が日本を攻撃してきても、レジストの許可を出している以上、韓国側に問題があることが明らかにできるということですね。

だとしたらかなり周到に準備されてきたんでしょうね。

安全保障マターなので、マスコミや韓国がいくら騒いでも妥協は無いと思います。

どこまでマスコミが嘘をつき続けるつもりなのか注目ですね。

今回の輸出管理の一連の報道を見ると理解していただけると思いますが、もはやマスコミのいうことをそのまま信用するのはやめた方が良いです。

北やイランの核製造に加担している反社の一員ですね。

完全に黒、信用できないです。

 

 

他、気になる点としては、PS5とXboxのAPUのGPU部分には第二世代相当のRDNAが搭載されることでほぼ決まりみたいな書かれ方をしているところです。

Ryzen4000シリーズAPUにはVegaが搭載されるみたいなので、PS5とXboxのAPUは専用品になることは確定なのではっきり言えませんけど、EUVではない単なる7nmを使うならば、発熱やダイ面積(コスト)といった点でレイトレーシング機能の搭載は難しいのでは?と思います。

このPS5とXboxのAPUのGPU部分に第二世代相当のRNDAが搭載されるというソースをお持ちの方は是非情報の提供をお願いします。

いずれにしろ、nVidiaはプラットフォームホルダーではありませんので、intelやAMDとは危機感のレベルがかなり違います。

今回の記事もそういった危機感の表れだと思います。

 

 

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