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AMD、Ryzen製品ページを更新して「最大ブーストクロック」を詳しく説明

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AMDは週末に、同社のWebサイトのRyzenプロセッサーの製品ページを更新して、プロセッサーのメインの公称クロック速度とほぼ同じくらい広く宣伝されている「最大ブーストクロック」の意味を具体的に説明しました。

AMDは、「プロセッサが公称条件下で動作できる最大シングルコア周波数」をであると説明しています。

これを、プロセッサ上のコアの1つに与えられる最高のブーストクロックとして解釈します。

プロセッサのレビューで「クロック周波数とブースト分析」のチャートを読んでいると、AMDプロセッサはすべてのコアにまたがるマルチスレッドワークロード中にコアにブースト周波数を徐々に広げていることがわかります。

常に、コアの1つだけが最高のブーストクロックを与えられ、他のコアも公称クロック速度を超えてブーストされますが、25〜50 MHzのわずかな減少があります。

下のグラフは、Ryzen 7 3700Xレビューからのものです。

下の2番目のグラフはCore i9-9900Kのレビューです。グラフでは、最大ブースト周波数を取得しているコアの1つだけが表示され、残りのコアは低いブーストクロックをとなっています。

 

ソース:techpowerup – AMD Updates Ryzen Product Pages to Elaborate on “Max Boost Clocks”

 

解説:

スペック表ではベースクロック・ブーストクロックとしか記されていないクロック速度に関してAMDから補足があったようです。

実際の動作は上のようになっています。

AMDは何かきれいに揃っていませんが、intelはきれいに揃っています。

恐らくですが、Ryzen2000までシングルスレッド性能が劣っていたことによって、ギリギリまでクロックをあげていた影響が出てるのかなと思います。

端数がついているのを見ると涙ぐましい努力という感じがします。

こういうなりふり構わない必死さも私がAMDが好きな理由の一つです。(笑

3700Xの方は7Tで動作が下がっていたりして、計測環境の問題なのか、この辺はご愛敬ですね。

AMDの場合、環境によっても結果が変わってきそうな感じです。

 

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