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AMD 7nm Navi 14 GPUリーク、24 CUおよび1900MHzクロック速度を特長とする

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2週間ほど前に、AMDのアドインボードパートナーであるSapphireがリークした大量のAMD Radeon RX 5000シリーズグラフィックスカードについて報告しました。

Radeon RX 5900シリーズ、5800シリーズ、5700シリーズ、および5600シリーズが含まれています。

Sapphireによって製品商標として登録された漏洩したグラフィックスカードSKUは、主に単純なプレースホルダーであると信じられていました。

結局のところ、これらのプレースホルダーはすぐに実際の実世界の製品になってきています。

同社の真新しいNavi 14グラフィックプロセッサから始めて、それはRX 5700シリーズの真下にスロットインして、おそらくRX 5600シリーズを動かすはずです。

 

AMD Navi 14 RX“ 5600”シリーズGPUリーク – 24 CU、1536 SPs @ 1900MHz

このリークは、AMDの真新しいRDNAアーキテクチャに基づくRadeonグラフィックプロセッサのCompubenchでの独特なエントリを発見した由緒あるリーマーの小町氏のおかげです。

エントリーは7nmプロセスに基づくAMDの新しい主流GPU、Navi 14です。

このチップは、RX 5700シリーズに搭載されている兄のNavi 10と同じように、7nmで構築されています。

Navi 14は24個のRDNAコンピューティングユニットを搭載し、それぞれ64個のストリームプロセッサを収容し、合計1536個のSPを搭載しています。 GPUは19000 MHzの最大クロック速度も備えています。

この仕様は、NVIDIA GTX 1660シリーズの競合製品を検討している可能性が高いことを示しており、Radeon RX 5700 XTおよびRadeon RX 5700よりもはるかに安いはずです。

人々はより手ごろな価格のNaviグラフィックスカードを求めています、そして、それはもうすぐでしょう。

 

AMD Navi GPUs

GPU名 Radeon RX 5700 Series Radeon RX 5600 Series
アーキでクチャ 7nm Navi (RDNA 1st Gen) 7nm Navi (RDNA 1st Gen)
チップ名 Navi 10 Navi 14
SP数 2560 SPs 1536 SPs
TMUs / ROPs 160 / 64 不明
メモリ容量・種類 8 GB GDDR6 不明
メモリバス幅 256-bit 不明
メモリ帯域幅 448 GB/s 不明

ソース:wccftech – AMD 7nm Navi 14 GPU Leaked, Features 24 CUs & 1900MHz Clock Speed

解説:

早くもNavi14のうわさが出てきました。

Navi14はGTX1660相当という最も売れ筋の価格帯に投入されることになりそうです。

実売は2-3万円程度になるのではないかと思います。

私はGTX1660をイマイチのGPUと言っていますが、それはラインナップ上の話です。

価格と性能、ラインナップの中の位置づけが釣り合っていれば、非常に優秀なGPUになると思います。

Navi14はNaviの一番下のグレードになるといわれていますので、補助電源無しでGTX1660相当の性能ならば、非常に優秀と言わざるを得ないです。

メモリはGDDR6の128bitか、GDDR5の256bitになるのでしょう。

帯域はRX5700系の448GB/sの半分、224GB/s前後、ぶっちゃけていえば、今のRX570からRX590程度の性能になるんじゃないかと思います。

nVidiaがRX5600シリーズのためにGTX1650Tiを残しているのだとすれば、納得できる話ですね。

やはりライバル会社が新製品を投入してくれば、何らかの対抗製品を出すのがセオリーでしょう。

RX5600の性能を見ると、RX5500はどこに行ったのかなあという感じがします。

RX5600=Navi12で、RX5500=Navi14という位置づけだったと思うのですが、どうなんでしょうね。

Navi12はキャンセルになったのか、それともNavi14より下のNavi16が用意されていて、RX5500になるのか・・・・。

 

Navi10

RX5700XT 2560SP(RTX2070より少し上)

RX5700 2304SP(RTX2060より少し上)

 

Navi14

RX5600 1536SP(GTX1660相当)

 

上のSP数から考えると、1920SP程度でGTX1660Ti相当のNavi12があってもおかしくは無いと思うのですが、ここでRX5600の型番を使ってしまうとラインナップ上の位置づけがなくなりますね。

いずれにしても続報ではっきりすると思います。

Naviの登場でようやく、AMDがnVidiaと全面戦争する力を手に入れたと言ってもよいと思います。

Radeonには興味が無い人でもnVidiaがテコ入れをしてくる可能性は0ではありませんので、注目しておいた方が良いでしょう。

まあ、この価格帯はRTXやDLSSのサポートも望めませんので、Geforceに拘る必要性があまりありません。

そういう意味でも価格真っ向勝負になる可能性が非常に高いです。

ここから年末商戦に向けて、ラインナップを拡充させてくると思いますので注目です。

 

 

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