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Xbox Scarlett APUダイショット分析:ダイサイズ推定

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編集者の警告:ダイサイズの見積もりは、常に一粒一粒で行う必要があります。

遠近法の補正におけるわずかな歪み/誤差により、指数関数的に大きな差が生じる可能性があります。

特定のレンズを使用すると、これらの計算が大幅に低下する可能性があります。

これらは楽しみのためだけに提供され、読者に実際のダイサイズの「推測」を提供します。

Xbox Scarlett APUの写真が「Xboxのヘッド」であるPhil Spencerによって投稿され、ほぼ全員がダイショットの分析に熱中しました。

これが私たちの見解であり、これ以上苦労することなく、開始イメージから始めましょう。

ここに私たちの方法論があります(画像処理を支援してくれたWhyCry @Videocardzに大声で叫ぶ):

元の画像は強化され、その後遠近法が修正されました(パッケージではなくダイを優先します)。

次に、画像のクリーナー部分は、アンカー/スケールキーとして2つの異なるポイントを使用して、Xbox Scorpio APUの古い画像を使用してスケーリングするように方向付けられました。

その結果、おおよそきれいな画像が得られます。この画像をリンゴごとに比較して、サイズの違いを把握することができます。

フィルがあまりにも遠近感のあるレンズを使用しなかったと仮定すると(例:魚眼レンズ)、Xbox ScorpioとXbox Scarlett APUの幅はほぼ同じですが、Xbox Scarlett APUの高さはわずかに長いことがわかります。

私たちの計算では、Xbox Scarlett APUは約401mm²であり、359mm²のXbox Scorpioチップよりも約42mm²増加しています。

最新のAPUは、ハードウェアベースのレイトレーシング(最近では大流行しているようです)とZen 2ベースのCPUコアを備えています。

Scorpioには2 CUを無効にした2560 SPがあり、Xbox Scarlett APUは明らかに大きくなっていますが、異なるプロセスノード(7nmと16nm)が関係しているため、ダイサイズだけに基づいて推測することはできませんが、 同じダイスペースで少なくとも+50%以上の性能を確認します。

Scorpio APUは約6 TFLOPの演算能力があるため、Scarlett APUの範囲は少なくとも9 TFLOPであると推測できます(最大12 TFLOPSの範囲内です)。

興味深いことに、Scorpioの4Kとは対照的に、このチップは8Kに言及しています。これは、次世代Xboxコンソールで利用可能な最大解像度を示している可能性があります。

12 TFLOPチップ上でも8Kゲームは不可能だと考えると(非常に初歩的な低ポリゴンモデルでプレイしている場合を除き)、今後のコンソールでは8Kデコードがサポートされる可能性があります。

いずれにせよ、XboxはAMDのCES基調講演で発表されますが、これは数時間後に予定されているので、すぐに質問の答えが見つかるかもしれません。

これがこの短い投稿のすべてです。

ソース:wccftech - Xbox Scarlett APU Die Shot Analysis: Die Size Estimated

 

解説:

ソニーのPS5と同じ次世代のゲーム機であるXbox Scarlettのダイショットが流出

表題の通り、Xbox Scarlettのダイ写真が流出したということで、ダイのサイズから推測した性能を書いた記事がありましたので、取り上げてみます。

今のところ流出したのはXbox Scarlettだけですが、同世代のPS5も非常に近い性能である可能性は高いので、その辺も踏まえて読んでいただけると幸いです。

Xbox one X(元記事中ではXbox Scorpio)搭載のAPUのダイサイズからXbox Scarlettのダイサイズは401mm2としており、359mm2のXbox Scorpioより42mm2増加しているとしています。

このダイ面積の増加を計算に入れると、+50%以上の演算性能になるということのようです。

Scorpio APUは6TFLOPSの演算性能ですので、150%だと9TFLOPSで、これはほぼ事前に言われていた通り、GTX1080≒RTX2070程度の性能となります。

まあ、RTX2070は若干性能が低いのですが、同程度としてもよいでしょう。

これは、GTTX1080TiやRTX2080Tiを除くと、GPUはすでに直で演算性能に直結する回路にシリコンを割くのにあまり力を入れなくなっており、AIやレイトレーシングなど特定の機能に絞って性能を強化していることを考えると、一般的に言って現状ギリギリの性能と言ってもよいのではないかと思います。

同世代設計と予想されるRX5700XTのTDP225Wであることを考えると、CPU部分とも合わせて、なるべくTDPを上げないようになっているとも思います。

CPUとGPUの排熱システムが別になっているPCと比較すると、CPU、GPU共に絞り出せる最高性能はかなり限りがあるはずで、そうした制限の中9TLOPSもの性能が絞り出せたらそれはもう「マーベラス」としか言いようがありません。

PS5のSSDはメモリとしても使えるくらいの速度があるという話も出ていましたので、それを考えるとこれが事実ならば今の最高性能のゲーミングPCをある意味超える性能を持っていると言っても差し支えないでしょう。

特にSSDに関してはIntelやMicron、サムスン、東芝といったFlashメモリ勢を完全に遥か彼方に抜き去ってしまう性能になるはずですので、(ただし、ソニーがよくやるハッタリでなければですが)PS5やXbox Scarlettが出た後、これらのメーカーがメンツをかけてストレージ最速の座を奪いに来るのではないかとひそかに期待しています。(笑

とにもかくにも、事前に言われていた通り、9TFLOPS前後の性能になることはほぼ確定したと言って良いのではないでしょうか。

いずれにせよ、XboxはAMDのCES基調講演で発表されますが、これは数時間後に予定されているので、すぐに質問の答えが見つかるかもしれません。

ちなみに記事の最後はこう結ばれていますが、どこにも記事が出ていないことを考えるとあまり大きな言及はなかったのでしょうね。

 

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